Formula 1
9 02 2010

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ブラジルGP決勝:ファイナルラップの大波乱!ハミルトンが5位で初戴冠!!

02 11 2008 / リザルト / フォトグラフ

2008年F1世界選手権はいよいよ最終戦、ブラジルGPの決勝レースを迎えた。レース直前の天候は曇りだったが、フォーメーションラップスタートの3分前に急に雷を伴う激しい雨が降り始めた。レースは10分遅れて開始されることとなった。

FIAの表示による現在の気温は30℃、路面温度は32℃、湿度は49%、雨となっている。風速5m程度の強い風も吹いている。

雨は一瞬だけですぐに止み、空は明るくなっているが、激しい雨だったため路面はすっかりウェットになった。FIAからも「天候変化」のアナウンスがあり、グリッド上のクルマに対するタイヤ交換を含むある程度のセッティング変更が許される。

今の雨で気温が28℃、路面温度が27℃にまで下がっている。

セーフティーカーがフォーメーションラップ前にコースを1周し、路面を確認するが、場所によっては水煙が上がるものの、ドライの部分もかなり多い。ターン3から4にかけてのストレートはドライ、他の部分はウェットという状況。

いよいよ各車のタイヤウォーマーが外された。全車スタンダードウェットを履いている。

10分遅れでフォーメーションラップがスタート。テストなしのウェットセッティングでレースをスタートすることとなった。

フォーメーションラップを終えたところでクビサがピットイン。ドライタイヤに変更してピットスタートに賭ける。

シグナルがブラックアウトしてレーススタート。上位陣はスムーズなスタートで、グリッドと同じ並び順で1コーナーへ。後方では中嶋と今回が現役最終レースとなるクルサードが接触。

イエローフラッグ。クルサードはここでクルマを降り、彼の最終レースは1周目の2コーナーで終わった。

ピケも止まっている模様。

1周目を終えたところの順位は、1位マッサ、2位トゥルーリ、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位ヴェッテル、6位アロンソ、7位コヴァライネン、8位ボーデ、9位グロック、10位ウェーバー、11位バリチェロ、12位ハイドフェルド、13位ロズベルグ、14位バトン、15位スーティル、16位フィジケラ、17位中嶋、18位クビサとなっている。ピケとクルサードはリタイア。

1周目のアクシデントは、ピケがクルサードに接触してはじき飛ばし、スピンしたクルサードが中嶋にぶつかった、という連鎖があったことが判明。中嶋は走り続けている。ピケも初の地元レースだっただけに残念だ。

1周目の事故でセーフティーカーが出ていたが、4周目を終えたところで戻る模様。

5周目 レース再スタート。トップ3人は順位通りに1、2コーナーを通過したが、アロンソとコヴァライネンが激しい順位争い。一瞬コヴァライネンが前に出たが、3コーナーを抜けたところでアロンソが6位、コヴァライネンが7位で通過している。

6周目 ハイドフェルドがバリチェロをかわして11位に浮上。

7周目 これからは路面の乾き具合をどこで見極めるかが鍵となるが、まだ水しぶきがオンボードにあたる場所がある。

8周目 ロズベルグ、バトンがピットイン。ロズベルグがドライのハードタイヤに交換し、フロントウィングを下げてコースへと戻る。

9周目 ボーデ、グロック、スーティル、中嶋がピットイン。

10周目 ヴェッテル、アロンソ、ウェーバー、バリチェロがピットイン。徐々に上位の方のクルマもタイヤ交換を始めた。

10周目 先ほどタイヤをドライに変えたロズベルグのラップタイムは1分22秒809、トップのマッサはウェットタイヤで1分20秒765。

11周目 マッサ、コヴァライネン、ハイドフェルド、クビサがピットイン。これで、1位のトゥルーリ、2位ライコネン、3位ハミルトンの3人だけがウェットタイヤ。

12周目 上位の3人もここでピットイン。ライコネン、トゥルーリ、ハミルトンの順でコースへと戻る。マッサが同時に1コーナーを回るが、少しクルマを滑らせるも、トップを維持。

13周目 トゥルーリがクルマを滑らせて後続の2台程に抜かれる。

タイヤ交換が一段落して、現在の順位は1位マッサ、2位ヴェッテル、3位アロンソ、4位ライコネン、5位フィジケラ、6位ハミルトン、7位グロック、8位ボーデ、9位トゥルーリ、10位ハイドフェルド、11位ウェーバー、12位コヴァライネン、13位バリチェロ、14位バトン、15位ロズベルグ、16位スーティル、17位クビサ、18位中嶋となっている。

14周目 マッサが1分16秒888のファステストラップ。ドライタイヤでも徐々にラップタイムが上ってきている。

15周目 フォースインディアのフィジケラはやはりペースが上らず、上位陣では1人だけ1分18秒台。その後ろに押さえ込まれているハミルトンは、早めにこれを片付けなければならない。

18周目 ハミルトンがホームストレートでフィジケラに仕掛け、ターン1で抜いて5位に浮上。フィジケラはソフトタイヤを履いている。

20周目 グロックがフィジケラを抜いて6位。トップのマッサと2位のヴェッテルは0.8秒差だが、3位アロンソと4位ライコネンとの差は約9秒。ライコネンの後ろはハミルトンなので、ここが重要な鍵となるか。

マッサが優勝しても、ハミルトンがこのまま5位をキープすればハミルトンがチャンピオンとなる。つまり、ハミルトンは危険を冒してライコネンを抜く必要はなく、このままバトルをせずにレースを進める可能性も高い。

26周目 マッサが1分14秒161でファステスト。ヴェッテルと交互にファステストラップを出し合っている。

27周目 7位フィジケラの後ろに、トゥルーリ、コヴァライネン、ハイドフェルドと列ができている。また、11位ウェーバーの後ろもバリチェロ、ボーデ、バトン、ロズベルグが連なっている。

27周目を終えたところで2位を走行していたヴェッテルがピットイン。給油をしてハードタイヤでコースへと復帰。

28周目 コヴァライネンがホームストレートでフィジケラを抜いて7位に浮上。ヴェッテルは6位でレースに復帰。これでハミルトンは4位に浮上している。

31周目 ハミルトンのオンボードのリプレイ。タイヤスモークをあげて左フロントタイヤにフラットスポットを作っている模様。

31周目 ハミルトンが1分14秒159のファステスト。

32周目 グロックがファステストラップ。1分14秒057。

34周目 マッサが1分13秒755のファステスト。マッサは、ハミルトンが順位を落とす可能性を考えて、とにかくこのレースで優勝を目指さなければならない。

36周目 マッサが1分13秒736でファステストを更新。5番手のグロックがピットイン。グロックは最後まで走れるだけの燃料を積んでコースへ出て行った。

38周目を終えたところでトップのマッサがピットイン。9.4秒のストップでコースへ復帰する。

39周目 10位フィジケラがピットイン。後続を押さえ込む形で走っていたので、後ろを走っていたクルマはこれでよやく自由なペースで走れる。マッサは4位でレースに戻っている。

40周目を終えたところでアロンソとハミルトンがピットイン。アロンソ、ハミルトンともに最後まで走れる燃料を積んでレースに戻る。

42周目 現在の暫定順位は1位ライコネン、2位マッサ、3位ヴェッテル、4位アロンソ、5位コヴァライネン、6位ハミルトン、7位トゥルーリ、8位ハイドフェルド、9位ウェーバー、10位グロックというトップ10となっている。ライコネンとヴェッテル、コヴァライネンはもう1回ピットストップがある。

43周目 コヴァライネンがピットイン。ハイドフェルドもピットストップを行っている。

43周目 トップ走行中のライコネンがピットイン。ライコネンは4番手でコースに復帰し、これで1位マッサ、2位ヴェッテル、3位アロンソ、4位ライコネン、5位ハミルトンという並びになった。

49周目 6番手のウェーバーがピットイン。

50周目 現在の順位は1位マッサ、2位ヴェッテル、3位アロンソ、4位ライコネン、5位ハミルトン、6位コヴァライネン、7位グロック、8位トゥルーリ、9位ウェーバー、10位ハイドフェルド、11位バトン、12位バリチェロ、13位ロズベルグ、14位ボーデ、15位中嶋、16位クビサ、17位フィジケラ、18位スーティルとなっている。中嶋だけがまだ1回しかピットストップを行っていない。

51周目を終えたところでヴェッテルが3回目のピットイン。ハミルトンの後ろ、5番手でコースに復帰。

53周目 中嶋が2回目のピットストップ。

56周目 5位のヴェッテルが4位ハミルトンとの差を詰めている。このままトラブルなく走りきればチャンピオン確定となるハミルトンは、1分15秒台の慎重な走りをしている。ハミルトンはもしこのままヴェッテルに抜かれたとしても、その後ろはコヴァライネンなので6位以下に転落する心配はほとんどない。

59周目 「10分後に雨の可能性あり」というチーム無線。レースは残り13周なので、これが当たれば最後の数周で大混乱が起こる可能性がある。

60周目 トップマッサと2位アロンソの差は11.7秒、その3.1秒城にライコネン、さらに10.8秒送れてハミルトン。ハミルトンの0.9秒後ろにはヴェッテルが迫っているが、6番手のコヴァライネンがその後ろのトヨタの2台を押さえ込んでいる。

65周目 ホームストレート付近で雨が降りはじめた。中嶋がすかさずピットイン。しかし、雨はまだわずかだが、中嶋がタイヤを交換したのかどうかは不明。

66周目 フィジケラ、ハイドフェルド、バリチェロがピットイン。タイヤをウェットに交換してピットアウト。

ウェーバー、スーティル、アロンソ、ライコネン、バトンがピットイン。

ハミルトン、ヴェッテルもピットイン。マッサはどうする?

残り5周 雨のために慌ただしい展開になってきた。

残り4周 マッサがピットイン。先ほどのピットの混乱には巻き込まれることなく、5.5秒でピットアウト。

残り4周 現在の順位は1位マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位グロック、5位ハミルトン、6位ヴェッテル、7位トゥルーリ、8位コヴァライネン、9位ウェーバー、10位ハイドフェルドというトップ10となっている。トヨタの2台はタイヤ交換を行っていないため、ハミルトンの順位が1つ落ちたことになる。

ハミルトンのすぐ後ろにはヴェッテルが迫っているため、ハミルトンがここでもう1つ順位を落とすことがあれば、マッサが逆転チャンピオンになる可能性が出てきた。

残り2周 ハミルトンがコーナーではらみ、そのすきにヴェッテルがオーバーテイク! ハミルトンは6位に順位を落としている。

ハミルトンは何が何でもヴェッテルを抜かなければチャンピオンを失うこととなる。

ファイナルラップ ヴェッテルがハミルトンから逃げる。マッサはチャンピオンに向けてのラストラップ。

マッサがトップでチェッカーフラッグを受ける。ハミルトンはコーナーでヴェッテルに迫るが、抜くことはできない。

ここでグロックがペースダウン。ヴェッテルとハミルトンがこれを抜いてハミルトンは5位に浮上!!

ラスト10秒での逆転劇で、ハミルトンが5位チェッカーフラッグを受け、史上最年少チャンピオンが誕生した。

ハミルトンの順位を勘違いしたフェラーリのピットが一瞬歓喜に包まれたが、すぐに状況を把握している。

ハミルトンは無線でチームに感謝の言葉を述べているが、最後は泣いているような声になっている。また、マッサもマシンを降りる前に目頭を押さえるようなしぐさ。

ピットレーンでバトンのクルマから火が出ている。

チャンピオンとなったハミルトンは、表彰台にこそ上れなかったものの、報道陣に囲まれてピットレーンを歩く。チームクルーを見つけると、走っていって抱きつき、喜びを分かち合った。

ドライバーズチャンピオンシップの結果は、ハミルトンが98ポイント、マッサが97ポイントでハミルトンがチャンピオンシップ獲得した。

コンストラクターズチャンピオンシップは、フェラーリが172ポイント、マクラーレンが151ポイント、BMWが135ポイントというトップ3となった。

これで長かった2008年シーズンは終了し、各チームはしばしの休息をとった後、11月17日から始まる3日間のテストで本格的に来シーズンに向けた準備を始めることとなる。


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