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モナコGP決勝:マクラーレンが伝統の一戦を1ー2で制する!
27 05 2007 / リザルト / フォトグラフ2007年F1世界選手権は、いよいよ前半戦のハイライトである伝統の一戦、第5戦モナコGP、決勝レースのときを迎えた。レース直前のコンディションは、気温24℃、路面温度34℃、湿度56%。レース直前のコンディションはドライだが、気圧がかなり下がって雲も出ており、レース中に雨が降るのはほぼ確実だと思われる。波乱のレースが予想される。
現地時間14時、22台のクルマがフォーメーションラップへ向かった。マクラーレンのアロンソを先頭に、ハミルトン、マッサと続く。ほとんどのクルマが固いほうのタイヤを履いているが、ハイドフェルドと佐藤だけが柔らかいほうのタイヤを履いている模様。
各車グリッドにつき、シグナルがブラックアウト!真っ先に飛び出したのはアロンソ。ハミルトンがうまくアロンソとマッサの間に入り、壁を築いた。その後はマッサ、フィジケラと、上位は予選グリッド通りの順に1コーナーを抜けた。
心配された1コーナーの混乱はなく、各車が順調に1周目を走っている。
1周目を終えた時点の順位は、アロンソ、ハミルトン、マッサ、フィジケラ、ハイドフェルド、ロズベルグ、バリチェロ、ウェーバー、クビサ、ブルツ、バトン、ライコネン、リウッツィ、スピード、クルサード、コヴァライネン、佐藤、トゥルーリ、デビッドソン、スーティル、アルバース、シューマッハの順。
2周目、リウッツィが右のウォールに接触してクルマを壊し、早くもリタイヤ。
16番手スタートのライコネンは、スタートで12番手まで順位を上げている。
5周目、ミハエル・シューマッハがレースの状況を見つめる。
7周目、多くのドライバーが順調にラップタイムを伸ばす中、柔らかいほうのタイヤを履いたハイドフェルドはラップタイムが伸びず、後ろのロズベルグに迫られている。ハイドフェルドと前のフィジケラとの差は約8秒にまで広がっている。同じく柔らかいほうのタイヤを履いた佐藤も、トゥルーリに抜かれて17位に順位を落としている。
12周目、上位はクルマの間隔が広がり始めているが、中団以下は、1秒以内のバトルが随所で行われている。トップのアロンソの5.5秒後方にハミルトン、その2.9秒後方にマッサ、8.0秒離れてフィジケラ、16.6秒離れてハイドフェルド。ハイドフェルドは、フィジケラとの差が毎周1〜2秒近く開いている。一方、マッサは一度開いたハミルトンとの差を詰め始めている。
16周目、現在1秒以内の接近したバトルが行われているのは、5位争いのハイドフェルドとロズベルグ、7位争いのバリチェロ、ウェーバー、クビサ、14位争いのクルサードとコヴァライネン、16位争いのトゥルーリ、佐藤、デビッドソン、スーティル。
18周目、ウェーバーがピットイン。ピットでは準備ができていない。ギヤボックスのトラブルで、ここでステアリングを外してリタイヤとなる。
19周目、ハミルトンがファステストラップ。アロンソがバックマーカーに引っかかっていることもあり、アロンソとハミルトンとの差が縮まってきている。一方、佐藤がトゥルーリをかわして15位に順位を上げている。
21周目、バックマーカーを一通り抜き終わったアロンソが、クルマをスライドさせながら猛烈にプッシュ! 1分15秒台のファステストラップ!
1回目のピットストップを前に、上位の順位は1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位フィジケラ、5位ハイドフェルド、6位ロズベルグ、7位バリチェロ、8位クビサ、9位ブルツ、10位バトンとなっている。
23周目、フィジケラとロズベルグがまずピットイン。
24周目、佐藤がピットイン。少し時間がかかっている。固いほうのタイヤを履いてピットアウト。
25周目、トップのアロンソがピットイン。固いほうのタイヤで再びコースへ。
26周目、マッサがピットイン。柔らかいほうのタイヤでレースに復帰。これで暫定トップになったハミルトンはここがプッシュのしどころだ。
28周目、猛プッシュを続けるハミルトンは1分15秒372でファステストラップ! そしてピットへ。アロンソを逆転するのは難しいか。長めのピットストップで固いほうのタイヤを履いて2番手に復帰。
32周目、ハイドフェルドがピットイン。1ストップ作戦だと見られる。残り45周を固いほうのタイヤで走ることになる。ハイドフェルドはライコネンの前に復帰。ライコネンは重たい燃料を積んだハイドフェルドの後ろを走ることになる。
35周目、デビッドソンに青旗無視のドライブスルーペナルティ。
43周目、クルサードがピットイン。フロントウィングの一部が破損しているが、交換はせずに応急処置をしてピットアウト。
43周目、アロンソが1分15秒284のファステストタイム。2位ハミルトンとの差は9秒と広がっている。3位のマッサは、ハミルトンの29秒後方。
46周を終えて、上位の順位は、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位フィジケラ、5位クビサ、5位ハイドフェルド、6位ライコネン、8位ブルツ、9位バリチェロ、10位バトンとなっている。ただし、ライコネンはまだピットストップを行っていない。
48周目、ライコネンがようやくピットストップ。コヴァライネンは壁に軽く接触し、スローパンクチャーが発生しているため、早めにピットに入るようにとの指示が飛んでいる。
50周目、アロンソがピットイン。シューマッハもピットイン。アロンソは柔らかいほうのタイヤでピットアウト。ここからのタイムが見ものだ。
51周目、ハミルトンがピットイン。5秒程度の短いストップで出て行く。
55周目、マッサが2回目のピットイン。最後も柔らかいほうのタイヤを使うようだ。一方、スーティルがストップしている映像。カジノ・スクエアでバリアにクラッシュして、リタイヤ。
58周目、トップのアロンソと2位のハミルトンとの差が0.8秒にまで縮まっている。マクラーレンは、このまま2人に真剣勝負をさせるのか。ラップタイムはハミルトンの方が速い。
66周目、ライコネンが7位のブルツに0.4秒差まで迫っている。一方、アロンソとハミルトンの差は少し広がり、2秒程度。
残り5周、アロンソとハミルトンのトップ争いは少し落ち着き、2.7秒差。差は徐々に広がっているように見える。一方、一番激しい争いとなっているのは、ブルツとライコネンの7位争いで、0.4秒差となっている。
残り3周、アルバースがピットでマシンを止めている。リタイヤか?
残り2周、アロンソとハミルトンの1ー2は盤石だが、2人とも手をゆるめることなく、この2人だけが1分16秒台前半のタイムで走り続けている。
ここでチェッカーフラッグ。レース終了。トップの4人はグリッド順通りのレース結果となった。
結果は以下の通り。
1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位フィジケラ、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ブルツ、8位ライコネン、9位スピード、10位バリチェロ、11位バトン、12位ロズベルグ、13位コヴァライネン、14位クルサード、15位トゥルーリ、16位シューマッハ、17位佐藤、18位デビッドソン、19位アルバース(リタイヤ・完走扱い)。
4位のフィジケラ以下はすべて周回遅れ、完走19台というレースだった。
これでアロンソとハミルトンは再びチャンピオンシップで同点に並ぶこととなった。また、マクラーレンはこれが150勝目となり、モナコで1ー2フィニッシュという記念すべき日となった。
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