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カナダGP決勝:ハミルトンが初優勝! 荒れたレースでブルツ3位、琢磨6位
10 06 2007 / リザルト / フォトグラフ2007年F1世界選手権は北米ラウンドの最初のレースとなる、第6戦、カナダGPの決勝のときを迎えた。セッション開始直前のコンディションは、気温27℃、路面温度53℃、湿度54%、ドライとなっている。また、ホームストレート上を左から右に向かって、風速2m程度の強めの風が吹いている。
観客席は満員。F1デビュー6戦目にしてポールポジションを獲得したハミルトンに注目が集まるレースとなる。ルノーのコヴァライネンがエンジン交換で10グリッド降格となり22番グリッドからのスタート、予選22位だったアルバースはピットスタートを選択している。
現地時間午後1時、フォーメーションラップスタート。全車が固いほうのタイヤを選択している。
各車グリッドにつき、シグナルがブラックアウト。レーススタート!
グリッド上でホンダのバトンが動けない。スタートしたクルマは1コーナーへ。アロンソが1コーナーを曲がれずにコースアウト、3番手でコースに復帰。佐藤が1つ順位を上げて10番手。
1周目を終えた時点での順位は、ハミルトン、ハイドフェルド、アロンソ、マッサ、ロズベルグ、ライコネン、フィジケラ、クビサ、ウェーバー、佐藤、トゥルーリ、リウッツィ、バリチェロ、クルサード、ブルツ、スピード、デビッドソン、コヴァライネン、シューマッハ、スーティル、アルバース。バトンはこの時点でまだスタートできていない。
2周目で、すでにトップのハミルトンと2番手のハイドフェルドの差が2秒以上に開いている。アロンソは蓋をされた格好で、ハミルトンにとっては楽な展開となっている。
3周目、コヴァライネンがデビッドソンをパス。ウェーバーがスピン。
4周目、バトンはレースをあきらめた模様。
5周目、トップハミルトンと2番手ハイドフェルドの差は1周につき0.5秒程度ずつ開いている。現在1分16秒台で走っているのはハミルトンのみ。
6周目、14位まで順位を落としていたウェーバーがチームメイトのクルサードをパス。ウェーバーはそのままその前にいるバリチェロに迫る。ハミルトンとハイドフェルドの差は現在4.6秒で、開く一方となっている。
8周目、ウェーバーが最終シケイン前でバリチェロをかわす。ウェーバーは好調な走り。
9周目、スピードの左フロントのサスペンションが曲がっている。そのままコース脇にクルマを止めてリタイヤ。ブルツとの接触によるもの。ブルツのマシンもリアウィングにダメージを負っている。
11周目、ハイドフェルドのラップタイムはハミルトンよりも1周につき1秒遅く、2人の差は8.3秒にまで広がっている。ハイドフェルドの後ろを走るアロンソにとっては苦しい展開。相変わらずハミルトンただ1人が1分16秒台で走行している。
12周目、コヴァライネンがブルツをオーバーテイクして15位に上がる。
18周目、ハミルトンが最後尾のアルバースを周回遅れにする。アロンソが1コーナーでコースアウトし、マッサに抜かれて4番手に後退。アロンソはたびたびこの1コーナーでコースから飛び出す様子が映し出されている。
20周目、ハイドフェルドが早くもピットイン。再び固いほうのタイヤで出て行く。
21周目、ハミルトンがピットへ。ライコネンの前、4番手に復帰。
22周目、セーフティーカーが出動。スーティルが壁にクラッシュした模様。このタイミングでアロンソとロズベルグがピットへ。ルールにより給油はできないが、タイヤ交換は可能。この2人はここで柔らかいほうのタイヤを消費する作戦か。
国際映像で、アロンソがこのピットストップで給油する様子が映し出される。タイミングによってはペナルティを課される可能性がある。
24周目、ピットレーンがオープンとなり、ここからは給油が許される。フィジケラ、佐藤、マッサ、ライコネン、クビサ、トゥルーリなどが続々とピットへ。
25周目、セーフティーカーのランプが消えて、この周の終わりにセーフティーカーが戻り、レース再開。
ここまでの上位の順位は、ハミルトン、ハイドフェルド、アロンソ、ロズベルグ、バリチェロ、クルサード、コヴァライネン、ブルツ、デビッドソン。
ロズベルグに対してペナルティが出されている。セーフティーカー中のピットインに関するものと思われる。
25周目、クビサが大クラッシュ。再びセーフティーカー。トヨタのトゥルーリとの接触が合った模様。
アロンソにも、ロズベルグと同じくペナルティが出されている。
このセーフティーカーの間にスーパーソフトタイヤを使ってまたソフトに戻すクルマもある様子。
33周目、レース再開。ハミルトン、ハイドフェルド、アロンソ、ロズベルグ、デビッドソン、ラルフ、ウェーバー、マッサ、フィジケラ、ライコネンというトップ10で1コーナーを回る。しかし、アロンソとロズベルグはこれから10秒ストップペナルティをこなさなければならない。
34周目、ライコネンがヘアピンでミスをし、佐藤がこれをパスして10番手に上がる。
36周目、ロズベルグとアロンソがピット入り、ペナルティをこなす。セーフティーカー後で隊列が詰まっていたこともあり、ほぼ最後尾での復帰となる。これで佐藤が8番手に上がる。
36周目、デビッドソンがピットへ。ピットの用意ができておらず、慌ててクルーが走る。また、1コーナーでトゥルーリとロズベルグが並んでコーナーに入り、2台ともがスピン。接触はしていない模様。
37周目、クルサードがリタイヤ。
クビサの容体についての第一報が入る。状態は安定しているとのこと。意識はあり、話はできるとのこと。ケガの程度などは不明。
38周目、佐藤が現在7番手。デビッドソンはトラブルのようで、まだピットから出てこない。
40周目、ラルフがピットに入ったことで、佐藤はさらに順位を上げて6番手。
44周目、フィジケラとマッサに対して審議の表示が出る。赤信号のときにピットレーンを出たことによるものと思われる。
46周目、アロンソが1分16秒395でファステストタイム。後ろから怒濤の追い上げを見せ、現在8番手。前を走る佐藤、ライコネンに迫ってきている。
47周目、クビサの状態は安定しているが、検査のためにモントリオールの病院へ運ばれたとの情報。
2回目のピットストップが始まる前の順位は、ハミルトン、ハイドフェルド、ウェーバー、マッサ、フィジケラ、佐藤、ライコネン、アロンソ、バリチェロ、シューマッハ、アルバース、ブルツ、リウッツィ、トゥルーリ、コヴァライネン、ロズベルグ、デビッドソン。
48周目、ハミルトンがピットイン。アルバースがフロントウィングを落としている映像が飛び込んでくる。
49周目、アロンソがライコネンの0.2秒後ろにつけてプレッシャーをかけている。
50周目、3回目のセーフティーカーが入る。
51周目、フィジケラに黒旗失格。ピットレーン出口の赤信号無視によるもの。マッサにも同じ理由で同じペナルティが出されている。
53周目、ライコネンとアロンソがぴったりとくっついたままピットイン。アロンソが先にピットアウト。佐藤も再度ピットイン。佐藤はこのセーフティーカーの間にスーパーソフトタイヤを消費。
54周目、レース再スタート。
55周目、リウッツィが壁にクラッシュ。4回目のセーフティーカーが入る。
58周目、ピットに入って出てきたところでトゥルーリがクラッシュ。リタイヤ。コースのダーティーな部分に乗ってコントロールを失った様子。
60周目、セーフティーカーが戻ってレースリスタート。
ハミルトン、ハイドフェルド、バリチェロ、ブルツ、コヴァライネン、ライコネン、シューマッハ、アロンソ、佐藤、ウェーバー、ロズベルグ、デビッドソンの順で1コーナーを回る。
アロンソがラルフをオーバーテイク。ここから最後の追い上げにかかる。
62周目、佐藤がラルフに仕掛けるも、抜くことはできない。
63周目、バリチェロがピットイン。佐藤が8番手。そしてブルツが3番手表彰台圏内に浮上!
66周目、佐藤がラルフをオーバーテイク! 7番手にポジションアップ。前のアロンソまでもまだ1秒差。
68周目、佐藤がアロンソをオーバーテイク!! これで6番手。さすがのアロンソも、スーパーソフトタイヤではソフトタイヤのスーパーアグリにかなわない。
そして、チェッカーフラッグ!
優勝は、F1デビュー6戦目のハミルトン。2位がハイドフェルド、3位はブルツという、フレッシュなメンバーの表彰台となった。
4位はコヴァライネン、5位ライコネン、6位佐藤、7位アロンソ、8位シューマッハ、9位ウェーバー、10位ロズベルグ、11位デビッドソン、12位バリチェロとなった。完走は12台という、近年まれに見る荒れたレースだった。
リタイヤしたのは、バトン、スピード、スーティル、クビサ、クルサード、アルバース、リウッツィ、トゥルーリ。そして、マッサとフィジケラは失格となった。
クビサは足を骨折しているとの情報。
次戦アメリカGPは、来週の日曜日に行われる。
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