
カナダGP決勝レースを最後尾からスタートさせたヘイッキ・コヴァライネンだったが、印象的な走りで4位を獲得した。運がよかったのは確かだが、F1では運は自分で作るものだと言われている。コヴァライネンは確実な走りでミスのないレースをし、残り10周ではキミ・ライコネンやフェルナンド・アロンソのプレッシャーをはねのけ、表彰台を目指してアレクサンダー・ブルツを抜く機会を探っていた。
一方のフィジケラは、レース序盤は力強いペースで走行し、スタートでライバルたちをオーバーテイクして前にいたライコネンについていった。素晴らしく改善されたR27のペースにより表彰台も獲得できるはずだったが、1回目のセーフティーカーが出た際にピットストップを終えた後でミスを犯し、レッドシグナルが出ていたにもかかわらずピットを出てしまったため、53周目で失格となってしまった。
ヘイッキ・コヴァライネン(決勝4位)
「僕にとっては満足のいく結果だったよ。もちろん、最後尾からのスタートでポイントをとるには運が必要だったけれど、チャンスを生かさなければならないときにそれができたんだ。午後は他のクルマをオーバーテイクするのに費やしたように感じるよ。でも、ストレートラインでのスピードを得るために予選の前にセットアップを変更して、それが成功したんだ。多くのマーブルがトラック上にあったから、コンディションは非常に厳しくミスをしやすかったよ。僕はミスをしなかったから、このことがモントリオールでの厳しかった2日間の後で素晴らしいご褒美になったよ。この週末に起きたトラブルの全てが上手くやることを決意させてくれたんだ。そして、それが決して諦めてはいけないことを証明してくれたんだ。前向きに考えて前を見ていれば結果がついてくるんだよ。来週のインディでも同じことが続いてくれればいいね」
ジャンカルロ・フィジケラ(決勝リタイア)
「非常にいいレースをしていたのに、僕にとって悪い1日になってしまったよ。表彰台は届く範囲にあったから、その絶好の機会を逃したことは本当にフラストレーションが溜まるよ。ピットから出てきた際の出来事については、クビサが横にいることに集中していて彼と争うことばかり考えていたから、レッドシグナルを見ていなかったんだ。ポジティブな面では、今日のクルマは明らかに競争力があったし、フェラーリと争える力があったんだ。それは来週に向けて前向きなことだよ。インディではもっといい午後を過ごせることを期待しているよ」
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