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佐藤 自身のベストレースを振り返る

佐藤 自身のベストレースを振り返る

11 06 2007 / リザルト / フォトグラフ

佐藤琢磨は日曜日のカナダGPを6位でフィニッシュした。これにより、スーパーアグリはF1参戦25レースで3ポイントを獲得したことになる。これは、このチームが1年前には考えもしなかった成績である。

6位フィニッシュのお祝いを終えて、佐藤琢磨は次のように語った。「2002年の鈴鹿(佐藤が5位獲得)や2004年のインディ(3位表彰台)のほうがすごいという人もいるかもしれないけど、今日はこんなに劇的なレースだったし、間違いなく僕にとってはベストレースのひとつだよ。本当に素晴らしい日だった!」

佐藤は11番グリッドからレースをスタートし、まず1コーナーでヤルノ・トゥルーリをオーバーテイクして10位に順位を上げた。

その後、レース中盤にロベルト・クビサが大クラッシュを喫して戦列を離れた。「クビサの事故はショッキングで、あの瞬間は本当に恐ろしかったよ」と佐藤は語った。「彼のことを心配していたので、無事だったと聞いて本当に安心した。破片を踏まないように気をつけなくちゃいけなかったし、彼のことを本当に心配していたんだ。彼が無事でよかったよ」

レースが再開され、佐藤はキミ・ライコネンのフェラーリを追撃した。そして、ライコネンがヘアピンでスリップしたすきに佐藤は彼をオーバーテイクした。「あれはちょっとおかしな状況だったね。でも僕のペースがとても力強かったことには本当に驚いたし、またとても嬉しかったよ。第1スティントではアンダーステアとタイヤの摩耗があったから、1回目のピットストップでフロントウィングを少し上げたんだ。そうしたら、キミは僕に追いつくことができなかったんだよ。もっと驚いたことに、僕はその前にいるジャンカルロにも追いついたんだ」

レース終盤には、佐藤はトヨタのラルフ・シューマッハのすぐ後ろにつけていた。「彼をオーバーテイクするのに3周かかったよ。まずシケインで仕掛けたけど、失敗した。そしてターン1でも仕掛けて、またダメだった。でも、結局バックストレートの終わりで仕掛けて、最終コーナーのブレーキングでアウトから抜くことができたんだ。本当に嬉しかったよ。でも、まだ続きがあったんだ」

この時点で佐藤琢磨は2回の世界チャンピオン、フェルナンド・アロンソを追っていた。「『よし、やってやるぞ』と思ったよ。マクラーレンはストレートがとても速かったんだ。彼の後ろにぴったりついてストレートの4分の3くらいのところまで行ったら、僕のクルマはリミッターにあたってしまったんだよ! でも彼はスーパーソフトタイヤにとても苦労していた。数周のうちに、ラルフのときと同じようなチャンスがやってきたんだ。僕の方がブレーキングではずっと強かったから、シケインの外側から十分に彼を抜くことができたんだ。本当にエキサイティングだったよ! ピットボードを出してくれているメカニックがとても興奮しているのが分かったし、グランドスタンドの全員が応援してくれているのが見えたよ。まるで鈴鹿みたいにね!」

「本当にすごかった。ラッキーだったということもできるかもしれない。でも、こういうことが起こるためには、それなりの位置にいる必要がある。チームは素晴らしい仕事をしてくれたから、僕は彼らを誇りに思っている。本当に素晴らしい日だったね!」


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