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30 11 2009

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アンソニー・デビッドソン独占インタビュー パート1

アンソニー・デビッドソン独占インタビュー パート1

14 06 2007

世界中がルイス・ハミルトンに熱狂的になっている中、もう一人の若きイギリス人は初めてのF1フル参戦シーズンで着実に自分の進むべき道を模索している。アンソニー・デビッドソンはスーパーアグリチームで手堅いパフォーマンスを見せ、この小さなチームの驚くべきペースを楽しんでいる。彼はスーパーアグリへの移籍、周回遅れへの不安、そしてモナコGPでの出来事についてGPUpdate.netに語ってくれた。

これまでのところ、どのようなシーズンを過ごしていますか?

「上手くいってると思うよ。今のところ、予選ではタクマと3対2の勝負だからね。これ以上は望めないよ。個人的に言うと、バーレーンでは素晴らしいレースができたんだ。タクマと僕の両方にエンジントラブルが起きたけれど、予選のペースは非常によかったし、クルマから最大限の力を発揮できたと思うんだ。週末を通して僕はホンダの中で最も速かったから、満足できたよ」


ホンダと常に争えるのはいい気分ですか?

「彼らにはちょっと気の毒に思うんだ。今シーズンは中盤で苦労しているからね。でも、彼らに挑戦することはいいことだし、彼らを倒すことは僕たちがやらなければならないことなんだ。とてもおもしろいよ」


ホンダは何がいけないと思いますか?

「彼らからは何も聞いていないんだ。空力関係やエンジン、またはクルマのちょっとしたところが悪いんだよね。僕が読んだものや君たちが書いたものでしか知らないんだ」


スーパーアグリに移籍することに不安はなかったのですか?

「限りなく最高のクルマを常に望んでいるけれど、最高のクルマは同時にプレッシャーにもなるんだ。でも、5年間もレースをしていなかったから、たとえ小さくて期待の薄いチームでもレースに戻れることは素晴らしい機会だよ。クルマを改善させるためにテストドライバーとしてのスキルも使えるんだ。それは本当に素晴らしい喜びだね。それが僕が過去5年間にやってきたことなんだ。クルマを速くするのはおもしろいし、僕たちは常にそれを行っている。弱点を見つけ、それを改善させることは大きな挑戦なんだ。でも、レースは僕が常に望んでいたことだよ。2002年にBARのテストドライバーになったときからね」


では、まったく不安がなかったと?

「なかったよ。でも、僕が望んでいた以上に期待ができるだろうね。自分にスピードがあることは疑っていなかったし、金曜日の走行とテストでそれを証明してきたんだ。ジェンソンとルーベンスと戦うことができたけど、彼らはとても速いドライバーだから僕にとっては嬉しかったよ。そういったことから、僕は何の懸念もなかったんだ。唯一の不安は周回遅れになることだった。あれはやりにくいし、厳しい状況なんだ」


周回遅れはどんな気分なのですか?

「最悪だよ。レースをしたくなくなるんだ。あれはみっともないね。みんなをパスさせたり、好きなようにさせないといけないんだ。追い付くのも不可能だしね。彼らには僕たちよりもダウンフォースがあって、ストレートでは速くブレーキングも上手い。捕まえることもできない。彼らの好きなようにレースをさせるのさ。でも、例えばモナコで僕に起きたようなことでレースが台無しにされるとイライラするよ。あれはいいレースになるはずだったんだ。僕たちは速かったし、戦略は素晴らしかった。タイヤもよかったんだ。誰かの行く手を阻んだと見られるとレースが台無しになってしまうんだ」

※デビッドソンはモナコGPで青旗が出ていたにも関わらずマッサに道を譲らなかったとして、ドライブスルーペナルティを科せられた


そのときのペナルティについてはどう考えていますか?

「厳しすぎたと思うね。それは構わないけれど、みんなが一貫してペナルティを受けるべきだったと思うよ。僕よりもひどいことをしている人たちがいたのに、彼らは罪を逃れたんだ。僕だけがドライブスルーペナルティを受けたのさ」


予選でクルサードに罰則を科したスチュワードは正しいと思いますか?

「彼が罰を受けたことについては公平だと思うよ。彼は誰かの邪魔をしたんだからね。彼らが行った方法は調査されるかもしれないけれど、それでもフェアだと思うんだ。彼はドライバー会議で「予選でドライバーの行く手を遮る人に対して厳しくする」と言っていたんだ。予選では誰かの行く手を遮ることは認められていないからね。誰かの邪魔をしてしまったら、それは完全にその人の責任なんだ。だって、ゆっくり走っているんだからね。インラップを走れば誰かの邪魔をしてしまうのは明らかなんだ。でも、前回のレースで僕がフェリペ(マッサ)の邪魔をしてしまったことは露骨ではなかったよ。彼が僕よりも速いことはわかっていたけれど、ミラーではかなり後方にいたんだ。彼は果敢にポジションを争うことをしなかったし、僕を見てさえいなかった。だから、あれは厳しかったよ」


青旗についてチームはどのように伝えたのですか?

「ラジオで『前方を注意しろ』と言っただけだよ。彼らは青旗が出ていると僕に伝えたけれど、本当のところは、僕がマッサをパスさせたときはそのラップで3秒も失っていたんだ。彼が僕のはるか後方にいたことがわかるよね。アロンソとハミルトンが僕をオーバーテイクしたときは7秒失ったんだよ。モナコでは道を塞いでしまうこともレースの一部なんだ。トゥルーリがアロンソを遮ったときはテレビに映し出されたけれど、あれはひどかったよ。僕の場合はそれほど明らかではなかったから、映されることはなかったんだ。でも、今のことから理解してもらえたと思うけれど、これらが僕がシーズンの始めに抱えていた不安なんだ。不安というのは『レースで周回遅れになったらどうしよう』ってことだよ。このような状況で後退した経験がないからね。予想外の出来事については常にナーバスになるけれど、僕にとっては今話したことが気になることだったんだ。でも、ペナルティを受け、スタートを切り、グリッド上のライバルと戦ったことで、今ではレースに集中し、できるだけ高い位置でフィニッシュし、次第に速くなることができたんだ。ものすごく勉強になったよ。僕が学んだことは、ルイスにとっては考える必要もないことだろうね。周回遅れになることはレースではとんでもないことなんだ。できる限り速く走り、前を向いて上手くやらなければならないんだよ。でも、後方にいる僕たちにとってはそうはいかないものなんだ」

「周回遅れの話は別として、スーパーアグリはここ数カ月で目まぐるしいほどの改善を遂げているよ。彼らは2006年のブラジルGPで、タクマの素晴らしいドライブにより10位を獲得したんだ。彼は、スパ(フランコルシャン)でミハエル・シューマッハにヘルメットを叩かれたあの彼からだいぶ改善されたことを証明したんだ。彼は本当によく学び、改善していると思うよ。今や一目置かれる存在になったね。スピードは十分にあったけれど行動を制限していたから、ここへ来れてよかったんだ。それに、全てが上手くいけばQ3に進めるクルマを持てたことも良かったよ。大体の場合、Q2へ進むことはチャレンジングなことだったけれど、僕たちのポテンシャルを見せ始めてからはQ3へ進めるようになったんだ」


※このインタビューはカナダGP前に行われたものです


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