
2007年F1世界選手権第13戦イタリアGPが、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで開幕した。まずは金曜日1回目のフリー走行1時間30分のセッションが開始され、セッション開始時の気温は20℃、路面温度25℃、湿度53%でドライコンディションとなっている。
現地時間午前10時、ピットレーンオープンとともに、まずはトヨタのラルフ・シューマッハとヤルノ・トゥルーリがコースへ。すぐにトロロッソのヴィタントニオ・リウッツィ、スパイカーの山本左近、トロロッソのセバスチャン・ヴェッテル、スーパーアグリのアンソニー・デビッドソン、佐藤琢磨、スパイカーのエイドリアン・スーティル、ルノーのジャンカルロ・フィジケラ、ヘイッキ・コヴァライネン、BMWザウバーのロベルト・クビサ、マクラーレンのルイス・ハミルトンもインストレーションラップへと向かう。
開始3分、レッドブルのマーク・ウェーバー、デビッド・クルサードもピットアウト。各ドライバーは1周のチェックを行なってピットへと戻る。さらに開始4分にはマクラーレンのフェルナンド・アロンソもコースイン、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドも続いていく。開始5分、ホンダのルーベンス・バリチェロとジェンソン・バトンもコースへ。アロンソだけが2周のチェック走行を行ないピットへと戻る。
スパイカーの2台がさらに2周ほど走行を行なったものの、開始10分にはすべてのクルマが一旦ガレージに戻り、モンツァは束の間の静けさに包まれる。開始12分、静寂を破ってヴェッテルが再びサーキットにエキゾーストノートを響かせる。
開始15分、まずはセバスチャン・ヴェッテルが1分26秒754で今週末最初のターゲットタイムを記録する。現在コース上はヴェッテルのみで、ティフォシが待ちわびるフェラーリはまだ動きを見せていない。ヴェッテルも1周の計測を終えてピットへと戻る。
開始17分、続いてトロロッソのチームメイトであるリウッツィがコースへ。トヨタの2台も再びコースへ向かい、さらにウィリアムズのニコ・ロズベルグが今週末最初の走行を開始する。
開始21分、トゥルーリが1分25秒303を記録してトップへ。ロズベルグは最初の走行から計測を行ない、1分28秒821を記録している。トゥルーリはさらにタイムを刻み、1分24秒885、1分24秒862、1分24秒318と更新していく。開始25分、ウィリアムズはアレックス・ブルツもコースへ。これで、まだ動きを見せていないのはフェラーリのみとなっている。
セッション開始30分時点での順位は、1位トゥルーリ、2位フィジケラ、3位シューマッハ、4位ロズベルグ、5位コヴァライネン、6位ブルツ、7位ヴェッテル、8位リウッツィとなっている。
開始41分、ハミルトンが今日最初の計測ラップで1分23秒632を記録してトップへ。開始43分、ようやくティフォシの前にスクーデリアのクルマが姿を見せる。まずはキミ・ライコネンがコースへ。続いてフェリペ・マッサも真紅のガレージを離れる。一方、ハミルトンはトップタイムを1分23秒147へと更新する。ライコネンはそのまま計測を行ない、今日最初のタイムは1分29秒137となっている。チームメイトのマッサは1分23秒478を記録している。
開始48分、ライコネンが1分23秒055で一気にトップへ。ちなみに、先週行なわれたモンツァ合同テストにおけるトータルトップタイムは、フェルナンド・アロンソが2日目に記録した1分23秒155となっている。さらに次のラップでも最終セクターでベストタイムを更新し、1分22秒845で22秒台へと突入する。マッサも1分23秒025で2番手へと浮上する。出だしから好調のフェラーリは、ライコネンがさらに次のラップでセクター2のベストタイムも更新し、1分22秒510を記録する。マッサも1分22秒808で22秒台へ。
開始52分、連続走行を続けるフェラーリのライコネンは7周目に1分22秒446を記録する。マッサもそれにレスポンスし、1分22秒590でついていく。フェラーリはライコネンが7周、マッサが8周を走行して、いったんガレージへと引き上げている。マクラーレンも現在は2台ともにガレージ内に収まっている。
セッション開始60分時点でのオーダーは、1位ライコネン(1分22秒446)、2位マッサ(+0.144秒)、3位ハミルトン(+0.701秒)、4位クビサ(+1.292秒)、5位フィジケラ(+1.356秒)、6位ハイドフェルド(+1.644秒)、7位コヴァライネン(+1.730秒)、8位トゥルーリ(+1.872秒)となっている。依然としてアロンソのみがタイム計測を行なっていない。
開始63分、マクラーレンはハミルトンがコースへ。フェラーリのライコネンも再びピットを離れる。ハミルトンは自己ベストタイムを1分23秒063へと更新するも、フェラーリには届かない。
開始67分、ようやくアロンソが今日2度目のコースイン。ハミルトンは1分22秒923でようやく22秒台へ。フェラーリのマッサもピットアウト。一方、ハミルトンはセクター1でセクターベストを記録している。しかし、セクター2で遅れてタイム更新ならず。アロンソは今日最初の計測で1分23秒195を記録し、4番手へ。ハミルトンは次のラップでもセクター1でベスト。ライコネンもセクター3でベストを記録するも、タイム更新はならず。ハミルトンは1分22秒618を記録して、フェラーリにぐっと近づく。アロンソはまだ23秒の壁を破れない。
開始73分、ライコネンがピットへと戻るが、すぐにコースへ復帰。ハミルトンはガレージへ。アロンソもピットへと帰ってくる。ライコネンも再びピットロードへ。
上位陣の争いが落ち着いたところで目をタイムシートの下のほうへ向けてみると、トップから1秒以上離されたところでルノーとBMWザウバーが5番手から8番手を独占し、熾烈な3強をめぐる争いを見せている。また、今週末Bスペックを投入したスパイカーは、スーティルがスーパーアグリやウィリアムズのブルツ、ホンダのバリチェロに接近するタイムを記録し、現時点で18番手、山本左近もトロロッソの2台に挟まれた位置につけている。
開始82分、走行を続けていたフェラーリのマッサがピットへと戻る。ロングラン走行を行なっていた模様で、タイムは更新されていない。ウィリアムズのロズベルグが1分23秒472でルノーとBMWザウバーを飛び越えて5番手へ浮上。
セッション残り5分、フェラーリのライコネンとマクラーレンのアロンソがコースイン。残り4分でハミルトンもピットを離れる。残り3分を切ったところでコース上にはマッサ、ロズベルグ、シューマッハを除く19台が出てきている。
残り1分、アロンソが1分23秒138でわずかにタイムを更新するも、依然として22秒台には入れず。アロンソはさらに1分23秒096を記録するも、トップ3からは0.6秒以上も離されたままとなっている。ここでチェッカーフラッグ。しかし、アロンソが最後のフライングラップで1分22秒840を記録し、4番手のままではあるものの22秒台へとようやくねじ込んだ。ライコネンとハミルトンはタイムを更新していない。
2007年F1第13戦イタリアGP最初のフリープラクティスセッションは、フェラーリで初めてのホームグランプリを戦うキミ・ライコネンが1分22秒446を記録してトップ、チームメイトのフェリペ・マッサが0.144秒差で続き、チームにとっては最高のウィークエンドスタートとなった。ライバルのマクラーレンはルイス・ハミルトンがマッサからわずか1000分の28秒遅れの3番手、フェルナンド・アロンソがトップから0.394秒遅れの4番手となった。以下は5位にニコ・ロズベルグ(+1.026秒)、6位ジェンソン・バトン(+1.222秒)、7位ジャンカルロ・フィジケラ(+1.225秒)、8位ロベルト・クビサ(+1.257)となっている。トヨタはヤルノ・トゥルーリが10番手、ラルフ・シューマッハが15番手で、ホンダはルーベンス・バリチェロが12位、スーパーアグリの佐藤琢磨は13位、アンソニー・デビッドソンは17位となっている。
イタリアGP金曜フリー走行2回目はこのあと、現地時間午後2時、日本時間で午後9時から1時間30分のセッションが行なわれる。
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