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ブラジルGP決勝:ライコネンが優勝、大逆転で初タイトルを獲得!

ブラジルGP決勝:ライコネンが優勝、大逆転で初タイトルを獲得!

21 10 2007 / リザルト / フォトグラフ

2007年FIAF1世界選手権は、とうとう最終戦ブラジルGPの決勝レースのときを迎えた。セッション開始直前のコンディションは、気温36℃、路面温度64℃、湿度32%、ドライとなっている。

今年のF1世界選手権は、3人のドライバーによるタイトル争いが最終戦までもつれ込む展開となった。

新人のハミルトンが現在107ポイントでチャンピオンシップをリードしており、それに昨年まで2年連続のチャンピオンに輝いているアロンソが4ポイント差の103ポイントで続き、3番手は100ポイントのライコネンとなっている。

3人とも、まず完走することが優勝の絶対条件となる。

毎年波乱が起こるこのブラジルGPで、どんなレースが展開されるのか、楽しみである。

今回は、予想以上に高い気温の中、スーパーソフトタイヤがもたない可能性もあり、各チームのタイヤ戦略にも注目が集まっている。

現地時間午後2時、フォーメーションラップがスタート。マッサを先頭に、ハミルトン、ライコネン、アロンソと、隊列を組んで走り出す。

スーティルは予選後にウィングの変更を行ったため、ピットスタートとなっている。また、17番手スタートと予選に失敗したコヴァライネンがスーパーソフトを履いてスタートしており、早々にピットストップを行う作戦だろうと予想される。

各車グリッドに付き、シグナルが消えてスタート。

1コーナでライコネンがマッサに迫るが、マッサがこれを抑える。マクラーレンの2台も激しい争いを繰り広げ、アロンソがハミルトンを抜いて3番手に浮上。

3コーナーでアロンソとハミルトンが軽く接触。ハミルトンがコース外にはじき出されて順位を大きく落とし、8位。

山本が後方で接触。マシンを大きく壊している。リウッツィがピットインしてウィング交換。コヴァライネンもクルマを壊している。

山本の事故は、コースアウトしたフィジケラがコースに戻ってきたところに追突したもの。

1周目を終えたところでの順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位アロンソ、4位ウェーバー、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ハミルトン、8位トゥルーリ、9位ロズベルグ、10位クルサード、11位バリチェロ、12位ヴェッテル、13位佐藤、14位バトン、15位中嶋、16位デビッドソン、17位シューマッハ、18位スーティル、19位山本、20位リウッツィ、21位フィジケラ、22位コヴァライネンとなっている。

2周目、フィジケラがクルマのリアを大きく破損してリタイヤ。山本のクルマはクルーが修理を試みたが、結局リタイヤ。コヴァライネンは1回目のピットストップを行っている。

7周目、ハミルトンがエス・ド・セナでハイドフェルドをオーバーテイクし、6位に浮上。バリチェロにジャンプスタートのペナルティの表示。バリチェロは現在11番手を走行中。

8周目、ハミルトンがスローダウン!! ギアが入らない模様。タイトルがかかった大事なレースでのトラブル。しばらくスロー走行をした後、なんとかギアが入り、再び走り始める。しかし、トラブルを抱えていることは明らかで、今後のレース展開が心配される。これでハミルトンは18位にまで順位を落としている。

一方のライコネンは2番手、アロンソは3番手。ライコネンのチャンピオンシップを考えると、トップのマッサがライコネンに順位を譲る可能性もある。

10周目、バリチェロがドライブスルーペナルティをこなすためにピットへ。

11周目、山本とフィジケラがレース後に審議対象となるとの表示。一方、ハミルトンはバリチェロをパスして17位に浮上。

13周目、ハミルトンがスーティルをパスして16位。

トップ争いは、トップのマッサと2位のライコネンがファステストを更新しあい、この2台だけがコンスタントに1分13秒台で走っている。

13周目、3位のアロンソが初めて1分13秒台に入れてくる。

15周目、トゥルーリとロズベルグが激しい7位争い。佐藤はペースが上がらず1分18秒台。

16周目、ハミルトンはシューマッハをパスして15位。ウェーバーがストップ。ここでリタイヤ。ハミルトンはさらにデビッドソン、佐藤を抜いて12番手に浮上している。ハミルトンの約2秒前には中嶋がいる。

18周目、ハミルトンが中嶋をオーバーテイクして11位に浮上。

19周目、ハミルトンと前のバトンとの差は約7秒。

現在トップはマッサ、1.8秒遅れてライコネン、その10.8秒後方にアロンソ。4位はクビサ、5位はハイドフェルド、6位トゥルーリ、7位ロズベルグ、8位クルサード、9位ヴェッテル、10位バトン、11位ハミルトン、12位中嶋、13位佐藤、14位デビッドソン、15位シューマッハ、16位スーティル、17位バリチェロ、18位リウッツィ、19位コヴァライネン。

ウェーバー、山本、フィジケラはリタイヤとなっている。

20周目、クビサがピットイン。再びソフトタイヤを装着してコースへ。

21周目、マッサがピットイン。この間にライコネンがファステスト。

22周目、ライコネンがピットイン。新品のソフトタイヤを装着してコースへ復帰。ライコネンはふたたびマッサの後ろに戻る。ライコネンの方が多く燃料を積んでいるため、次のピットストップでマッサの前に出られるものと思われる。

23周目、アロンソがピットイン。8.7秒でピットアウト。バトン、トゥルーリ、ヴェッテルもピットイン。

23周目、ハミルトンがピットイン。スーパーソフトを装着し、賭けに出る。デビッドソン、スーティルもピットイン。バトンがリタイヤ。

24周目、ロズベルグ、クルサードがピットイン。中嶋が9位、佐藤が10位を走行中。この2人はまだピットストップを行っていない。

25周目、スーティルがデビッドソンのインを突こうとしてスピン。このときにデビッドソンに接触し、デビッドソンもスピン。2台とも大きなダメージはなく、再び走り出している。

26周目、ハイドフェルドがピットイン。まだピットストップを行っていないのは、中嶋、佐藤、シューマッハの3人。

27周目、佐藤がピットイン。スーパーソフトタイヤを履いてコースへ復帰。デビッドソンも先ほどの接触を受けてピットに戻っている。デビッドソンはピットアウト。

スーティルとデビッドソンの接触が審議対象となっている。

28周目、スーティルが2回目のピットストップ。事故を受けてのイレギュラーなストップか。

1回目のピットストップ後の順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位アロンソ、4位クビサ、5位トゥルーリ、6位ハイドフェルド、7位ロズベルグ、8位クルサード、9位中嶋、10位シューマッハ、11位ヴェッテル、12位バリチェロ、13位ハミルトン、14位佐藤、15位リウッツィ、16位コヴァライネン、17位スーティル、18位デビッドソンとなっている。

中嶋とシューマッハはまだピットストップを行っていない。

29周目、ハミルトンがバリチェロをパスして12位。

31周目、アロンソの0.6秒後ろにクビサが張り付き、プレッシャーをかける。

31周目、バリチェロとスーティルがピットイン。スーティルはこれが3回目のピットとなる。バリチェロは1回目がペナルティだったため、これが実質1回目のストップ。

32周目、スーパーソフトタイヤを履いた佐藤が順調にいいタイムで走っている。

32周目、中嶋、リウッツィがピット。中嶋はピットで定位置に止まることができず、クルーを撥ねてしまう。スーティルはここでリタイヤ。

34周目、クビサが1コーナーでアロンソをオーバーテイクして3番手に浮上。ライコネンにとっては有利な展開になりつつある。また、同じ1コーナーでハミルトンがヴェッテルをオーバーテイクし、さらにシューマッハがピットに入ったため9番手に浮上。

36周目、ヴェッテルがピットイン。ガレージに頭からクルマを入れてリタイヤしている。

37周目、ハミルトンがピットイン。ソフトタイヤに交換してピットアウト。

38周目、コヴァライネンが3コーナーでクラッシュ。ここでレースを終える。

スーティルはレースに復帰しているが、先ほどのデビッドソンとの接触でドライブスルーペナルティを課されている。

39周目、クビサがピットストップ。再びソフトタイヤでピットアウトしているため、もう1度ピットストップを行う予定であることが分かる。これでアロンソがふたたび3位に浮上しているが、2位ライコネンとの差は27.4秒となっている。ハミルトンは現在9番手。

41周目現在の順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位アロンソ、4位トゥルーリ、5位ハイドフェルド、6位ロズベルグ、7位クビサ、8位クルサード、9位ハミルトン、10位中嶋、11位バリチェロ、12位シューマッハ、13位佐藤、14位リウッツィ、15位デビッドソン、16位スーティルとなっている。

コヴァライネン、ヴェッテル、バトン、ウェーバー、山本、フィジケラがリタイヤ。

42周目、バリチェロがピットイン。クルマから煙が上がっており、メカニックが消火器で消している。リプレイを見ると、バリチェロは最終コーナーでエンジンブローを喫した模様。そのままリタイヤとなった。これでバリチェロは、レースキャリアにおいて初めてノーポイントでシーズンを終えることとなった。

43周目、クルサードがピットイン。

中嶋が撥ねたメカニックが担架で運び出されている。

44周目、4番手走行中のトゥルーリがピットイン。7番手でレースに復帰。一方、マッサのクルマが挙動を乱している。これでライコネンがマッサの0.8秒後ろにまで迫っている。3番手アロンソはライコネンの33.4秒後方。

46周目、佐藤とスーティルがピットイン。

上位陣の最後のピットストップのときが迫っている。このままの順位でレースが終われば、アロンソがチャンピオンとなる。現在ハミルトンは8位を走行中。マッサがライコネンを前に出し、ライコネンが優勝すれば、ライコネンがチャンピオンになる可能性もまだ残っている。

49周目、アロンソの右フロントタイヤがかなり傷んでいる。

51周目、マッサがピットイン。新品のスーパーソフトタイヤを装着してピットアウト。一方、ライコネンがセクター1を自己ベストで通過中。しかし、ライコネンの右フロントタイヤもかなり摩耗している。

ライコネンがセクター2も最速。マッサとの順位入れ替えの最後のチャンスとなっている。このラップは1分12秒736で、かなりプッシュしている。

52周目、ハイドフェルドがピットイン。デビッドソンもピット。

ライコネンは引き続き、目の前にいないマッサをオーバーテイクするために猛チャージを続けている。

53周目、アロンソがピットイン。スクラブしたスーパーソフトタイヤを履いてコースへ。

54周目、ライコネンがピットイン。新品のスーパーソフトタイヤを履いてコースへ戻る。マッサとライコネン、どちらが前か。

ここでライコネンが前へ! ライコネンがトップ、2番手がマッサ。これでハミルトンが6位以下、アロンソが4位以下であれば、ライコネンがタイトルを獲得することとなる。まだまだ、最後までチャンピオンシップの行方は分からない。

55周目、ロズベルグがピットイン。

56周目、スーティルがリタイヤした模様。リウッツィがピットイン。

57周目、ハミルトンが3回目のピットストップ。ソフトタイヤでレースに復帰し、最後のスティントを戦う。ハミルトンはクルサードと中嶋の間、9番手。

59周目、ハミルトンはクルサードをパスして8番手、ポイント圏内に復帰。クビサが3回目のピットストップ。これでアロンソが3位に浮上。

ハミルトンは58周目に1分12秒506のファステストラップを記録。しかし、彼の前、7番手のトゥルーリまでは約22秒の差がある。

61周目、ハイドフェルド、ロズベルグ、クビサの間で熾烈な4位争い。ロズベルグがハイドフェルドに仕掛け、オーバーランする隙に、クビサがこの2台を抜いて4位に浮上。5位がロズベルグ、6位がハイドフェルド。

62周目、クルサードが前を行く中嶋に接近し、タイヤに接触してスピン。中嶋はそのまま走行を続けている。

63周目、中嶋とシューマッハが2回目のピットイン。

64周目、7番手のトゥルーリがピットイン。これでハミルトンが7番手に浮上する。しかし、タイトル獲得にはまだ足りない。

67周目 ライコネンが1分12秒445のファステストラップ。レースは残り5周。

残り3周、ロズベルグとクビサが未だに激しい4位争いを繰り広げている。現在、クビサが4い、ロズベルグが5位。

残り2周、ロズベルグがようやくクビサをオーバーテイクして4位に浮上。

ファイナルラップ。ライコネンがトップ、4.2秒後方にマッサ、その48.8秒後方にアロンソ。ハミルトンは7番手。このまま行けば、なんとチャンピオンシップ3番手だったライコネンが最終戦で大逆転優勝となる。

ここでチェッカーフラッグ!
ライコネンが最終戦での大逆転で初タイトルを獲得!!

アロンソが3位、ポイントリーダーだったハミルトンは7位でフィニッシュ。

最終戦ブラジルGPの結果は、1位ライコネン、2位マッサ、3位アロンソ、4位ロズベルグ、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ハミルトン、8位トゥルーリ、9位クルサード、10位中嶋、11位シューマッハ、12位佐藤、13位リウッツィ、14位デビッドソンとなった。

リタイヤしたのは、スーティル、バリチェロ、コヴァライネン、ヴェッテル、バトン、ウェーバー、山本、フィジケラの8台。

大波乱のブラジルGP、そして大波乱の2007年F1世界選手権は、フェラーリがコンストラクター、ドライバーの両タイトルを獲得するという、大逆転劇で終結した。


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