
ウィリアムズチームは、エネルギー回収システムの導入をにらんで高エネルギーの複合フライホイールの開発を手がけるオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社(AHP)の株式を購入した。AHP社は本拠地をノリッジからウィリアムズのファクトリーがあるオックスフォードに移し、社名もウィリアムズ・ハイブリッド・パワーに変更した。
ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社は、ウィリアムズの運動エネルギー回収システム(KERS)のエネルギー貯蔵素子の使用に向けてフライホイールの開発を行うことになる。KERSは来年よりF1のレギュレーションに導入される予定の新しいシステムだ。
この技術は、ブレーキング時に生み出されては消える運動エネルギーを貯蔵するためのものであり、ウィリアムズは複数のエネルギー貯蔵システムを研究している。ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社のシステムは毎分10万回転のフライホイールを基盤としており、このシステムはエネルギーを後に発散させるために確保しておくことができる。F1の競争力の高い厳密さは、早急な技術的問題の解決を要求しており、同時にこのような解決が強固で高いパフォーマンスであることを保証することを望んでいる。また、ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社はF1での経験を基にこの技術を他のタイプのクルマにも応用することを期待している。
ウィリアムズのパトリック・ヘッドは次のように語っている。「高エネルギーフライホイールの技術はエンジニアリングにとって挑戦的な分野だ。我々はFIAによるエネルギー回収システムの前向きな導入を全面的に支援し、クルマから排出される二酸化炭素の削減を可能にする環境に優しい技術の開発にF1が貢献することを期待している」
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