
ホンダはポールリカールでの3日間のテストを終えた。今週のテストにより、チームはF1カレンダーの次の2レース、来週モンテカルロの市街地で行われるモナコGPと、6月8日にモントリオールのジル・ヴィルヌーブサーキットで行われるカナダGPの準備をすることができた。
テスト兼リザーブドライバーのアレックス・ブルツが水曜日にプログラムを開始し、タイトで曲がりくねってバンピーなモナコのコースの特殊な要求のために、エアロダイナミクスとセットアップのテストを集中的に行った。アレックスは1周3.593kmのショートバージョンのサーキットレイアウトで142周を走行した。
レースドライバーのジェンソン・バトンが木曜日にテストを引き継ぎ、エアロダイナミクスの評価を引き続き行った。ヒルににわか雨が降ってテストが短時間中断されたが、その後、午後になって、ジェンソンはブリヂストンのソフトタイヤとスーパーソフトタイヤの総合的な評価を行った。チームはモナコのレースウィークエンドに向けた準備を完了し、ジェンソンは最終的に合計155周を走破した。
テスト最終日は、コースレイアウトが5.255kmのモントリオールスタイルに変更され、カナダGPに向けた準備が行われた。ローダウンフォースのセッティングが施されたRA108に乗り込んだジェンソンは、午前中のセッションでエアロダイナミクスの評価を開始した。残念ながら、昼頃には予想されていた大雨がサーキットを直撃し、午後ずっと降り続いたため、午後はそれ以上走ることができなかった。
「木曜日はとても有効な1日で、モナコへの準備を完了することができた」とバトンは語った。「午後のセッションは特に生産的で、僕たちはクルマにいくつか変更を加えて、その結果はポジティブだった。残念ながら、金曜日は雨が降ってしまって、午前中の数周しかドライでの走行ができなかったので、あまり成功とは言えなかったね」
チーフエンジニアのスティーブ・クラークは次のように語った。「ポールリカールでのテストは、モナコとモントリオールの前にいつも行われているトラディショナルなものだった。トラックは異なるレイアウトが選べるので、各チームはこれらのレースに向けた準備をするのに最適な2つのレイアウトを選ぶことができる。そうは言っても、水曜日と木曜日に使われた短くて曲がりくねったレイアウトも、モナコのユニークな道路に本当に匹敵するわけではない。しかし、このレイアウトのおかげで、今シーズンここまでで最も高いダウンフォースを要求されるサーキットのためのボディーワークをテストする機会が得られるんだ。最初の2日間に行われたこのテストはうまくいって、アレックスはエアロでいい結果を出し、ジェンソンはセットアップを改善してブレーキングのパッケージを開発した。残念ながら金曜日の長いコースレイアウトでは、ドライでほとんど走ることができなかった。良かったのは、アレックスとジェンソンが合わせて1000km、300周以上を最初の2日間で走破し、クルマの信頼性とテストの生産性が非常に良かったということだね」
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