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ブルツのスパ・フランコルシャンコース紹介

ブルツのスパ・フランコルシャンコース紹介

04 09 2008

伝統あるスパ・フランコルシャンのサーキットは、周囲の美しい景色や起伏に富んだ地形、レイアウトによってドライバーたちから愛されるサーキットだ。この素晴らしいサーキットでの1周をホンダのテストドライバーのアレクサンダー・ブルツが紹介してくれた。

「スパ・フランコルシャンは古いタイプのレーストラックで、とても素晴らしいんだ。丘や高速コーナー、ロングストレートなど、欲しいもの全てが揃っている。あそこへ行くのはいつも楽しみだけど、天気は本当に予測不可能だね。10分間のうちに晴れから激しい雨に変わるから、スパでのレースはちょっと気が張って難しいよ」

「1周は信じられないくらいに長く、全体的にとても速いんだ。最初のラソースのコーナーは短い下りで、レコームに向けて丘を駆け上がるまで全速力になるから出口はとても重要だよ。オールージュはV8エンジンのクルマだと全速力になるけれど、ここをどう切り抜けるかは頭を使わないといけないんだ。ステアリングを切りすぎると、タイヤに摩擦が出すぎてスピードを殺してしまうからね」

「レコームまでは7速で走り、だいたい60mくらいある左の縁石の先にたどり着くまでブレーキを踏んではいけないんだ。レコームは右、左、右と続く複合コーナーで全てがつながっているから、最初の右コーナーでは無理ができず、次の2つのコーナーに向けてラインを乱さないためにも3速に入れるんだ。もしラインを乱せば最低でもコンマ5秒は失ってしまうだろうね」

「ターン8のリヴァージュのヘアピンに向かって下る時は、コーナーに向けて2速にスローダウンする前に5速になるんだ。ここは本当に滑りやすく、ブレーキング時にはものすごいバンプがある。だから、クルマをスローダウンさせるのは難しいよ。どんなセットアップを施しても、ここを通る時はアンダーステアになるんだ。出口はわずかにオフキャンバーとなるから、トラクションコントロールがないとドライバーが常にクルマのリアと格闘する場面が見られるかもしれないよ」

「ターン9は非常に高速な左コーナーで、4速に入れるんだ。コーナーに進入する前にクルマを安定させるためにブレーキに触れ、エイペックスと出口では縁石を使うんだ。不意にクルマの限界が訪れるし、ここにはランオフがないから、無理をしないように注意しないといけないよ」

「次は超高速でダブルエイペックスの左コーナーであるプーオンだ。ここには6速で入り、予選では少しブレーキをかけてスロットルを半分空けるんだ。コンスタントにクルマの限界を探らないといけないし、エイペックススピードは最低でも時速230kmになるから、ラップの中で最も厳しいコーナーだと思うよ。毎ラップもっとスピードを出そうと考え続けるんだ」

「短いストレートの後には、右曲がりで非常に低速なエイペックスのファーニュのシケインにたどり着く。アスファルトはグリップがあって縁石を使うことが出来るから、ここを通るとたくさんスピードが出せるんだ。再び短いストレートがあり、その後はターン14にたどり着く。ここは滑りやすいコーナーで、バスストップまで全速力にならないといけないから上手く出ることが非常に重要なんだ。ここは3速のコーナーで、出口では縁石を隅々まで使うんだよ」

「左コーナーのブランシモンを全速力で走ると、バスストップシケインに到着だ。2006年に改修されて、今は更に低速になったね。右コーナーは低速エイペックスで通過し、出口では乏しいトラクションと格闘するだろう。昔のバスストップでは上手くやっていたよ。2つ目の出口は全速力だったから、ガードレールに飛び込んでしまったんだ。あれはかっこよかったね!」


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