2008年F1第14戦イタリアGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温14℃、路面温度15℃、湿度85%、土曜日に引き続きウェットコンディションとなっており、セーフティーカースタートとなった。
土曜日に行われた予選ではトロロッソのセバスチャン・ボーデがポールポジションを獲得し、ヘイッキ・コヴァライネンが2番手でフロントロースタートとなっている。チャンピオンシップを争うルイス・ハミルトンは15番手、フェリペ・マッサは6番手、ロベルト・クビサは11番手、キミ・ライコネンは14番手からのスタートとなっている。
中嶋一貴とジェンソン・バトンはピットからのスタートを選んだ。フェリペ・マッサは予選後にエンジン交換を行ったが、ジョーカーエンジンルール適応によりペナルティは受けていない。
現地時間午後2時、セーフティーカー先導によりレースがスタートした。4番グリッドのボーデがスタートすることができず、コース上で止まっている。
ボーデはエンジンがかからず、チームスタッフがクルマを押してピットに戻った。
路面はフルウェットとなっており、全車がエクストリームウェットを履いている。
1周目 セーフティーカーはこのラップでピットに戻ることになった。
路面上は激しい水しぶきが上がっている。
セーフティーカーが戻り、レースが開始。ヴェッテルは順調に飛び出してトップで1コーナーを通過した。
ボーデは無事にエンジンがかかり、最下位でコースに戻っている。
3周目 現在の順位は、ヴェッテル、コヴァライネン、ウェーバー、ロズベルグ、マッサ、トゥルーリ、グロック、アロンソ、クビサ、ハイドフェルド、フィジケラ、クルサード、ライコネン、ハミルトン、バリチェロ、ピケ、スーティル、バトン、中嶋、ボーデとなっている。
4周目 ヴェッテルとコヴァライネンの差は3秒7となっている。ライコネンはフィジケラにコンマ3秒まで迫っているが、なかなか抜くことができない。
5周目 ヴェッテルは1分35秒151のタイムで走行している。コヴァライネンは1分36秒647で、ヴェッテルとの差は5秒2に開いている。
6周目 8番手を走行していたグロックが1コーナーでアロンソに並びかけたところでスピンを喫してしまった。
7周目 ヴェッテルがコースオフをするリプレイ映像が流れた。
フィジケラを追うライコネンは再三オーバーテイクをしかけるが、フィジケラも譲らず。その隙をついてハミルトンがライコネンにオーバーテイクを仕掛けた。
8周目 ライコネンは1コーナーでフィジケラを抜き、11番手にポジションを上げた。
9周目 今度はハミルトンがホームストレートでフィジケラをパスし、12番手にポジションを上げた。
トップのヴェッテルと2位コヴァライネンの差は6秒4となっている。
10周目 5番手のマッサは前を行くロズベルグにコンマ6秒まで迫っている。ヴェッテルとマッサの差は18秒5だ。
ハミルトンはライコネンをオーバーテイクし、11番手にポジションを上げている。10番手のハイドフェルドとの差は2秒3だ。
11周目 マッサはロズベルグとの差を更に詰め、コンマ3秒後ろにつけている。ロズベルグは無線でタイヤに大きなデグラデーションが出ていると伝えている。
12周目 マッサは1コーナーでロズベルグをパスしたが、ロズベルグは直後にマッサを抜き返し、互いに譲らない激しいポジション争いを展開している。マッサは再びロズベルグをパスし、4番手となった。
フィジケラはパラボリカで壁に激突してレースを終えている。
13周目 ハミルトンはハイドフェルドをパスし、10番手にポジションを上げている。
15周目 マッサが1分34秒955のファステストラップを記録した。ハミルトンはホームストレートでグロックに並び、彼をパスして9番手にポジションを上げた。ハミルトンはクビサの真後ろにつけて、更なるポジションアップを狙っている。
16周目 バリチェロがピットイン。ハミルトンはクビサをオーバーテイクして8位にポジションを上げた。
トップのヴェッテルと2番手のコヴァライネンの差は11秒となっている。
18周目 ヴェッテルがピットイン。再びエクストリームウェットに交換し、8秒4の作業でコースに戻った。
8番手のハミルトンはホームストレートでアロンソをパスし、7番手にポジションを上げた。
19周目 8番手のアロンソの後ろに1秒4差でグロック、その後ろに1秒2差でクビサ、更に1秒7差でハイドフェルド、その後ろにコンマ4秒差でライコネンが続いている。
20周目 マッサが1分34秒457のファステストラップを記録した。トップのコヴァライネンとの差は11秒となっている。
9番手のグロックがアロンソを抜いて1つポジションを上げた。アロンソはペースが上がらず、1分36秒435で走行している。
21周目 トップのコヴァライネンは1分36秒073のペースで走行している。ハミルトンは前を行くトゥルーリにコンマ2秒差まで迫っている。
22周目 コヴァライネン、ウェーバー、マッサがピットイン。
バトンとボーデもピットに入った。
トゥルーリを交わしたハミルトンは、今度はロズベルグに迫っている。
23周目 ハミルトンはホームストレートでロズベルグをパスして2番手までポジションを上げた。ライコネンはハイドフェルドをようやくパスして10番手にポジションを上げた。
25周目 グロックがピットイン。再びエクストリームウェットに交換し、9秒7の作業でコースに戻った。
2番手を走行しているハミルトンは、1分34秒324のファステストラップを記録している。
26周目 トゥルーリとライコネンがピットイン。二人ともエクストリームウェットに交換し、ライコネンは5秒9の作業でピットを後にした。
27周目 ハミルトンがピットイン。エクストリームウェットに交換し、9秒7の作業でコースに戻った。
28周目 ロズベルグがピットイン。エクストリームウェットに交換したが、給油ホースが抜けず、わずかにタイムロスした。
クルサードもピットに入っている。
クルサードはスタンダードウェットに交換したようだ。トラック上のクルマの中では唯一スタンダードウェットを履いている。
29周目 ハイドフェルドとボーデがピットに入った。トップのヴェッテルと2番手のコヴァライネンの差は12秒6となっている。
30周目 アロンソがピットイン。スタンダードウェットに交換し、9秒8の作業でコースに戻った。アロンソは1ストップ作戦で、今後雨が降らないことを予想しているようだ。
31周目 まだピットに入っていないのは、クビサ、ピケ、中嶋の3人だ。
ここで中嶋がピットに入った。ライコネンはグロックとトゥルーリを抜いて8番手にポジションを上げている。
32周目 トップのヴェッテルは1分35秒938のペース、スタンダードウェットを履いたアロンソは1分35秒804のペースで走行している。
33周目 マッサが2回目のピットイン。スタンダードウェットに交換して6秒2の作業でコースに戻った。
グロックとロズベルグもピットに入っている。二人ともスタンダードウェットに交換した。
34周目 クビサとコヴァライネンがピットイン。スタンダードウェットに交換した。ウェーバーもピットに入り、同様にスタンダードウェットに交換している。
35周目 ウェーバーがスピンを喫した。トラック上はまだ滑りやすい部分があるようだ。
36周目 トップのヴェッテルがピットイン。スタンダードウェットに交換してコースに戻った。
ハミルトンとピケもピットに入った。どのクルマもスタンダードウェットに交換している。
マッサは1分33秒601のファステストラップを記録した。路面は徐々に乾き始めている。
37周目 現在の順位は、ヴェッテル、コヴァライネン、クビサ、アロンソ、ハイドフェルド、マッサ、ハミルトン、ウェーバー、バリチェロ、クルサード、バトン、ピケ、中嶋、ライコネン、グロック、トゥルーリ、ロズベルグ、スーティル、ボーデとなっている。
38周目 ヴェッテルとコヴァライネンの差は9秒7となっている。コヴァライネンと3番手クビサの差は10秒5だ。
残り14周 ヴェッテルは1分33秒569のタイムでコヴァライネンとの差を10秒4に広げた。マッサはハイドフェルドの真後ろにつけて、オーバーテイクのチャンスを狙っている。
残り13周 7番手のハミルトンは前を行くマッサに1秒1まで迫っている。トップのヴェッテルとの差は29秒7だ。
残り12周 ハイドフェルドとマッサの差はコンマ5秒、マッサとハミルトンの差はコンマ9秒となっている。
残り11周 14番手のライコネンは前を行く中嶋をホームストレートで交わし、中嶋は直後にグロックにも交わされて15番手にポジションを下げた。
残り9周 9番手を走行していたバリチェロがピットに入った。
ヴェッテルとコヴァライネンの差は13秒4に開いた。ライコネンは1分32秒733のファステストラップを記録した。
残り8周 マッサとハミルトンの差は1秒8に開いた。ここでバトンもピットに入り、ホンダチームはドライタイヤに交換した可能性がある。
残り7周 ライコネンは1分31秒691のタイムでファステストラップを更新した。前を行くピケにコンマ6秒まで迫っている。
残り6周 ホンダの2台はやはりドライタイヤに交換しており、バトンは1分31秒905のタイムを記録している。路面はほぼ乾いているようだ。
残り5周 ウェーバーがハミルトンに迫り、オーバーテイクを仕掛けたものの、コースオフを喫してシケインをショートカットした。
ピケをパスして9番手にポジションを上げたライコネンは、更にファステストラップを更新して1分30秒130をマークした。しかし、ポイント圏内までは15秒の差がある。
残り4周 トップのヴェッテルは順調に走行しており、コヴァライネンとの差を14秒としている。ライコネンはいよいよ1分29秒台に突入した。
残り3周 13番手の中嶋はクルサードにオーバーテイクを仕掛けたが、両者は接触してフロントウイングにダメージを負ったクルサードはピットに入った。
残り2周 マッサはクルサードの落としたフロントウイングを踏んでしまった。ヴェッテルとコヴァライネンの差は13秒7となっている。
いよいよファイナルラップに突入した。ヴェッテルは完璧な走りで初優勝を目指して走行している。
レース終了! ヴェッテルはトップチェッカーを受けて、史上最年少優勝を飾った!
ヴェッテルは非常に落ち着いた声で無線でチームに感謝の意を述べている。
2位にはコヴァライネン、3位にはクビサが入り、マッサはハミルトンの前の6位でレースを終えた。
ライコネンはファイナルラップにファステストラップを更新し、1分28秒047をマークしたが、ポイントには届かず9位となった。
イタリアGP決勝は、スタートからフィニッシュまで完璧な走りを見せたヴェッテルがチームのホームレースで初優勝を飾り、F1の史上最年少優勝記録を更新した。
以下は、2位コヴァライネン、3位クビサ、4位アロンソ、5位ハイドフェルド、6位マッサ、8位ウェーバー、9位ライコネン、10位ピケ、11位グロック、12位中嶋、13位トゥルーリ、14位ロズベルグ、15位バトン、16位クルサード、17位バリチェロ、18位ボーデ、19位スーティルとなった。ホームグランプリを迎えていたフィジケラは、残念ながらリタイアに終わった。
チャンピオンシップはポイントリーダーのハミルトンが78ポイント、2位のマッサが77ポイントで両者は1ポイント差となった。64ポイントでクビサが3位、ノーポイントに終わったライコネンは57ポイントのままで4位、ハイドフェルドが53ポイントで5位、コヴァライネンが51ポイントで6位となっている。
コンストラクターズは、フェラーリが134ポイント、マクラーレンが129ポイントとなり、5ポイントの差となった。
2008年シーズンはヨーロッパラウンドが終了し、残りはアジアでの3戦と最終戦のブラジルGPの4レースとなった。次戦は初開催となるシンガポールGPだ。
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