土曜日に東京・お台場で行われた"F" COMMUNICATION 2008 トヨタF1カースペシャル走行イベントでは、午前中にティモ・グロックと小林可夢偉、そしてトヨタの技術コーディネーション担当ディレクターの新居章年氏によるスペシャルトークショーが行われた。
最初の話題はもちろん、グロックのハンガリーGPでの2位表彰台。このときのことについて、グロックは次のように語った。「前のレースで大クラッシュをしてしまったので、ハンガリーでは素晴らしいリベンジができた。100%の力を出すことができたと思う」
また新居氏は、ハンガリーの表彰台と、シーズン後半のトヨタの好調の要因として、次のように説明した。「ハンガリーでは、クルマが決まって、ドライバーもがんばってベストを尽くしてくれたので、この表彰台が実現した。見ていてドキドキしたが、一方、今日は大丈夫だとも思っていた」
「トヨタが後半盛り返すことができたのは、会社の中で日本GPを一つの目標に、トップチームに追いつくことを目指した向上曲線を描いて、それに沿ってやってきたから。その努力がここにきて実ってきた。去年も同じことをやったが失敗した。今年はその反省を踏まえ、夏の時期を力強く戦うために、それまでにしっかりとクルマを速くしていこうと考えて、それがうまくいった」
日本GPで富士スピードウェイを初めて走ることになるグロックは、グランプリに向けての抱負を次のように語った。「富士を走るのは初めてだけど、すごく楽しみにしているよ。シンガポールも初めてだったけど4位に入れたので、初めてだということには抵抗はない。日本のファンのみんながすごく応援してくれると思うので、期待をもってグランプリに臨むことができるね」
一方、シンガポールGPの前に行われたへレステストで日本GPに向けた準備を担当したという小林可夢偉は、次のようにホームグランプリへの期待を述べた。「へレステストでのメインの作業はエアロダイナミクスのチェックだった。シンガポール向けのテストもしたけど、全体的にクルマのバランスが良かったね。コースが違うから何とも言えないけど、フィーリングが良かったのは重要なポイントになると思う。富士はコーナーの後に長いストレートがあるので、そういうところはクルマのバランスがとても重要だから、いい結果が期待できるはずだよ」
ショーの最後には、今回欠席となったヤルノ・トゥルーリがビデオで登場し「ここまでコンペティティブナレースができているので、日本グランプリを楽しみにしている」とファンへのメッセージを送った。
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