
富士スピードウェイでの白熱した2008年日本GPの余韻も冷めやらぬ中、F1チームは日本の地を離れ、今週末行なわれる中国GPのためにすぐさま上海へと飛び立った。復帰2年目の富士は、観客動員数こそ昨年に及ばなかったものの、運営面での改善もあり、なによりもドライコンディションでの素晴らしいレースが行なわれた。
日本中のF1ファンの視線が富士へと注がれる中、来季より日本GPの舞台として帰ってくる三重県の鈴鹿サーキットでは、2009年F1グランプリの開催へ向けて本格的な改修工事が開始されている。
9月7日のイベントを最後に、国際レーシングコース(東コース)でのレーススケジュールをすべて排除した鈴鹿は、グランドスタント(V席)やピット・パドックエリアの改修に本格的に取りかかっている。来季のF1日本GPへ向けてチームのホスピタリティとなるパドックエリアはピットビルディング、コントロールタワー、メディカルセンターなどすべて新設となり、スタンド側ではグランドスタンドが増設される。
コースレイアウトはF1ドライバーからも評判の高い伝統のレイアウトを維持したまま、安全性向上を図る。第1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーのアウト側のランオフエリアが拡張され、第2コーナーのアウト側はグラベルとターマック舗装との構成に変更される。
2006年10月8日、ミハエル・シューマッハが日本での最後の戦いを繰り広げ、今年の富士のウィナーでもあるフェルナンド・アロンソが勝利したあの日、惜しまれながらも一時F1の表舞台から退いた鈴鹿は、「伝統あるファンタスティックなコース形状を活かしながらも、見る人・走る人・運営する人にとって、安心・安全でワクワクする世界有数のサーキット」をコンセプトに、来年の春のシーズン開幕より、生まれ変わった姿で戻ってくる。
2009年10月11日、再び鈴鹿はF1世界選手権のレーススタートを迎える。
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