
2009年は、1950年にF1世界選手権が発足して以来、最も大きな変更がなされるシーズンだ。特にシーズン中のテスト禁止は、チームやドライバーにとって3月29日のオーストラリアGPの前にクルマの開発を行う時間が極端に少なくなることを意味している。また、この大幅な変更についてはタイヤメーカーのブリヂストンにとっても同様のことを意味しており、トラックでの時間が少なくなったことで2010年のタイヤテストまで行う始末となっている。
「2009年の空力レギュレーションは、入手可能なダウンフォースを大幅に削減することを目的に作られている」と、ブリヂストンの小林徹郎氏は語った。「ドライでは、グリップの喪失はスリックの大量のグリップやトラックとの接触面が増えたために部分的にしか表れない。ウェットでは空力のシチュエーションは同じだが、タイヤ仕様は2008年と変わらないため、ウェットでの全体的なグリップはこれまでよりも少なくなることを意味しており、ドライバーたちはそれに応じて慣れなければならないだろう」
タイヤの溝がなくなったことで、レースウィークエンドでの2種類のタイヤの区別も方法が変わった。「レースウィークエンドで使用される2種類のコンパウンドのうち、軟らかいほうのタイヤ側面に緑のラインを入れることになった。この緑はFIAのメイク・カーズ・グリーンキャンペーンのサポートで使用されたものだ」
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