7度の世界チャンピオンミハエル・シューマッハは、今後2年の間に実施されるF1のさまざまなルール変更について「驚いている」と語った。また彼は、FIAがシーズンのスタートまで2週間を切った時期にいくつかの修正を加えたことにも憤慨している。
この2週間で行われたヘレスとバルセロナのテストに参加したシューマッハは、まず2009年から導入される新しいKERSシステムについての不安を口にした。「新しい規約でテストが制限されているので、KERSを使うのはすべてのチームにとってリスクだね。いつものように、開幕戦の前にはいくらか疑問が持ち上がるものだけど、それによってすべてのことが魅力的になるものだよね」
しかし彼は、今週FIAから示された数々のルールのいい面を見つけるのに苦労していた。「シーズン開始直前に決まった新しいルールについては、それと同様のことが言えるかどうか、疑問に思っている」と彼は続けた。「僕にとっては、これは驚きだったよ。多くのチームがいいシーズンにするためにルール変更を望んでいたこれまでの年は、FIAはそんなことは短期間では、あるいはシーズン開始直前には不可能だといつも言っていた」
新しいレギュレーション、特にチャンピオンの決定条件に関わる部分については、F1内部からもその周辺からも複雑な見方で受け止められている。「これがF1のためになるとは思えないよ。チャンピオンを決めるための新システムについては特にね」とシューマッハはウェブサイトで述べた。「2位よりも獲得ポイントが少ないかもしれないチャンピオンなんて、無意味だ。レースに勝つことをより重視しようというのはいい傾向だと思うけどね。大局的には、我々は最高レベルのテクノロジーによる競争を見せることで、F1がモータースポーツのトップであり続けるようにしなければならない」
ミハエルはさらに、テストを視察した感想を述べた。「状況を把握するためにテストに参加した。そして言えるのは、シーズンが始まるのを待とう、ということだよ! これはモータースポーツとフェラーリのファンとしての僕の言葉だ。最終的な印象では、フェラーリはとてもいいと思うし、チャンピオンシップのタイトル争いができるはずだよ」
「今のところの僕の予想では、いくつかのチームはトップ争いができる。フェラーリの他には、ルノー、トヨタ、BMW、そしてウィリアムズも。一方、バルセロナを終えてみて、ロスのチームが素晴らしいということも言わなければいけないね。彼らは1秒先を行っている。彼らがこのパフォーマンスをシーズンにまで持ち越せるなら、彼らも強いだろうね。もっとも、時間とともに大きなチームがそのアドバンテージを詰めていくだろうけれど。今のところ、マクラーレンがかなり良くないね」 しかし、ミハエルのこのコメントは、今週の水曜日のヘレステストよりも前のものである。水曜日には、ヘイッキ・コヴァライネンがこの冬を通して3番目に速いタイムをマークしている。
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