マクラーレンとルノーによるオーストラリアGPのボイコットが回避された。このニュースはF1の商業権を持つバーニー・エクレストンが明らかにしたことだが、両チームは資金が送金されないことを理由に開幕戦をボイコットする可能性があったということだ。
トヨタチーム社長のジョン・ハウエットも巻き込んだ今回の行き違いを、エクレストンは次のように説明した。「フラビオ(ブリアトーレ)が、メルボルン行きの飛行機にクルマを乗せるつもりがないと言ったんだ。彼がそうしようとしたのはロン・デニス(マクラーレンチェアマン兼CEO)によってけしかけられたのさ。金のないジョン(ハウエット)は少し混乱しながら、そこに座っているだけだった」
この状況は見たところ資金の支払いに関係しているようだが、このスポーツに参戦するためのレギュレーションであるコンコルド協定が結ばれて初めてのことだった。ブリアトーレとデニスは他のチームも同様に資金が支払われないことで開幕戦に参戦しないと信じていたが、エクレストンは資金の支払いが行われる前に個々のチームが真っ先にコンコルド協定を結ぶことを強調している。
「全てのフライトを担当している人たちに飛行機のキャンセルを頼むために電話をした」と、エクレストンは続けた。「FOTAの全員が行かないつもりだと言うので、私は航空機ももちろんキャンセルしたほうがいいだろうと言ったんだ。これらをチャーターするには大金がかかり、キャンセルするのとほぼ同額がかかるものだ」
この件は解決または少なくとも延期され、ルノーとマクラーレンのクルマは無事にアルバートパークに運ばれた。エクレストンは、このような脅しが失敗することの方がそれを実行するよりも自らを激怒させるだろうと語っている。「もしも彼らが銃を持って現れて私の頭につきつけたら、引き金を引いたほうが彼らにとってはましだろう。ミスをするかもしれないことを理由に確実に弾丸を込めなければならないというのなら、気をつけたほうがいいだろうね」
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