マレーシアGPの予選で、フェラーリは痛恨の戦略ミスを犯した。Q1の序盤でアタックを行ったマッサとライコネンは、最初こそ上位にいたが、時間が経つにつれて路面が良くなり、他のチームが着々と順位を上げる中、再度のアタックを行わなかったのだ。その結果、2人のドライバーの名前はタイムシートを転げ落ち、マッサは痛恨のQ1脱落、ライコネンがかろうじて9位に入った。
キミ・ライコネン(予選9位)
「正直言って、今のところの一番大きな問題は、僕たちがトップを争うほど速くないってことだよ。クルマは、特定の部分に不足があるわけではない。でもグリップが不足していて、今日僕たちの前にいたクルマのように速く走れないんだ。明日のレースはとても厳しいものになるだろうね。スタートでできる限りのことをしたいと思う。オーストラリアではとてもいいスタートが切れたんだけど、行き場がなくなってしまった。でもここはストレートが長くてコース幅が広い。さらに、昨日もそうだったように、僕たちのペースはコンペティティブだ。パフォーマンスを改善しなければならないけど、明らかにレギュレーションをできるだけ早く明確にする必要があるよ。どの方向に進むべきかを理解するためにね。2種類のタイヤは両方とも長い距離でうまく機能してくれたから、それを有効に使えるようにがんばるよ」
フェリペ・マッサ(予選16位)
「とてもがっかりしているよ。パフォーマンスが足りなくて16位に終わったんならその結果を受け入れることもできるけど、こういうのはもっとへこむね。路面は周回を重ねるごとに良くなっていたし、僕の1回目のアタックは完璧ではなく、十分でもなかった。僕たちは時間内に行動を起こさなかったために、もう一度走るチャンスを失ったんだ。誰のせいでもない。僕たちはチームであり、負けるときも勝つときもみんな一緒だ。これからはアプローチを変えて、今までとは違う方法で予選に臨まなければならないね。ミスは許されないし、1回目のセッションから全力を尽くさなければならない。こういう状況だけど、モチベーションはとても高いんだ。後ろのほうからレースをスタートしなければならないのはこれが初めてじゃないし、僕には速さがあるからそれを頼りにできる。がんばって、どんなチャンスも生かして、順位を上げていかなければならないね」
ルカ・バルディセッリ(スポーティングディレクター)
「Q1では新しいソフトタイヤで1回だけ走って、その後のセッションのためにタイヤを温存するつもりだった。そして、雨の心配があったので、その1回の走行は予選が始まってすぐに行うことにしていた。その後は、路面コンディションが我々の予想よりもずっと速く改善していったことに気付くのが遅れて、素早く反応できなかった。その結果、我々の2人のドライバーがどんどん順位を落としていくのを目にし、最終的にフェリペがQ2に進むことができなくなってしまったのだ。今はレースに集中しなければならない。1周のアタックよりもロングランの方がポテンシャルが高いことが分かっているので、明日はそれを最大限に生かしていく」
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