水曜日に行われたFIAとマクラーレンとの会議を成功裏に終えたマックス・モズレーはポジティブで、「ライゲート」を過去のものとして前に進んでいく意向を示した。マクラーレンはこの件について執行猶予つきの3レース出場停止処分を受けたが、エキサイティングなシーズンがこれからも続くことに期待し、両者の関係は大幅に改善したとモズレーは語った。
「まったく公正な判断だったと考えている」と、公聴会を終えたばかりのFIA会長、モズレーはBBCの取材に答えた。「彼らはチームの意識改革を行ったことを明らかにしており、こうした状況ではすべてを水に流すのがベストだと判断し、実際にそうしたのだ。だから、もし今後同様のことが起こらない限り、この問題はもう終わったことだ」
3レースの出場停止処分は、今回の問題と関係する新たな問題が起こった場合か、あるいは今年と来年の競技規約に違反する新たな問題が起こった場合に執行される。これはおそらく罰金やチャンピオンシップからの除外などを伴うものと考えられるため、マクラーレンチームがこれを逃れたのは運が良かっただけだと考える者もあるだろう。
「私はそうは思わない。なぜなら、この判断はもう関係なくなった人たちによって最終的に下されたものだからだ」とモズレーはそれに答え、この問題に直接的に関わったデーブ・ライアンだけでなく、ロン・デニスもチームを離れていることを挙げた。「こういう状況で、この問題を続けて追及するのはフェアではない。彼らはすでにオーストラリアGPのすべてのポイントを失っている。これで十分であり、これがフェアだと考えている」
マクラーレンは今年、新しいチーム代表のもとに運営されており、チームとFIAとの関係は大きく改善したとモズレーは考えている。「大いに改善したよ」と彼は認めた。「マーティン・ウィトマーシュは非常に印象が良かった。彼は非常に率直で、チャンピオンシップを成功させ、最強のチームが勝つようにするという全員の共通の目標について、我々とともに仕事をしたいと考えている。マーティンはそれを完全に理解しており、WMSCもそれに応じた態度を取ったのだ」
モズレーは、この政治的な問題が解決した今、マクラーレンのチャンピオン、ルイス・ハミルトンが2009年もタイトルをとれる可能性がまだあるかどうかについても短くふれた。「あると思うね。夢ではない」とモズレーは答えた。「マクラーレンは非常に力のある組織なので、彼らが問題を解決する速さを侮ってはいないよ」
モズレーは最後に、今回の公聴会の結果を2007年の「スパイゲート」と比較した。この事件では、マイク・コフランとナイジェル・ステップニーがフェラーリからマクラーレンに情報を流したとされる。この事件の際にも、マクラーレンは今回と同じように謝罪をしたが、結果は違っていたとモズレーは認めた。「そうすれば(前回も今回と同じような処分をすれば)マクラーレンを含むみんなにとって、時間と手間、そして金を節約できたかもしれないと思う。今回は、彼らがメッセージを受け取ってくれたと考えており、彼らは非常に頑張ったと思っているよ」
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