
FIA代表のマックス・モズレーは、F1が困難な時期に直面していることを世界モータースポーツ協議会に対して警告した。FIAとFOTAは今週半ばに合意に至りF1分裂の危機を回避させたが、モズレーはこれまでのFOTAの行動を批判し、FIAに対して自らの意思を押し付けていると不快感を露にした。
モズレーは以下のような声明文を発表し、権利を主張するFOTAを批判するとともにF1を運営して行くのはFOTAではなくFIAであることを強調している。
「モンテツェモーロが先週の水曜日に交わした契約の一部を全うしなかったのは残念だ。私は次の10月の再選挙に出馬しないことを決定したが、この12ヶ月間に取り組んできたことを考えると、よりくつろいだ生活を送る前に穏やかな夏が必要だった。我々が模索した妥協案は私個人としては受け入れられるものであり、フォーミュラワン全体の利益だと思われた」
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「しかし、FOTAが私を失脚させようと不当に主張し、FIAに自分たちの意思を押し付けた時は、その状況に耐えられなくなった。我々が困難な時期に直面しているのは疑いようがない。今回の件はフォーミュラワンにとって短期間の問題に終わるだろう。FOTAが独立シリーズを立ち上げることは可能だ。それは彼らの権利であり、国際スポーツ規約に規定されている」
「しかし、フォーミュラワン世界選手権はこれまでの60年間のようにFIAによって運営され続けるだろう。チャンピオンシップは過去にも困難な時期があり、将来的に再びそうなることは疑いようがない。しかし、外部団体に管理を手渡す理由はなく、彼らはましてスポーツ道徳の理解がほとんどあるいは全くなく、我々が常に監視してきた業界の支配下にあるのだ」
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「世界中のFIAメンバークラブは、誰がFIAの代表にふさわしいのか、またふさわしくないのかを自動車産業が決定することを決して許さない。今回の件は私個人と全く無関係であり、FIAやドライバーまたは国際的なモータースポーツの権威者の擁護者としてのメンバークラブの独立に関する問題だ。モータースポーツに加えて、交通安全や環境、個々のガレージに対する技術情報へのアクセスなど基本的な物事でさえも、これらの分野についてFIAはドライバーの利益を守らなければならない。これはしばしば自動車産業との対立をもたらす。EuroNCAP(安全テスト計画)を開始した時も、活動を中止しなければフォーミュラワンから離脱すると大手メーカーの1つが脅してきた。FIAは必要ならばいつでも自動車産業に自由に立ち向かわなければならないのだ」
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