
セバスチャン・ヴェッテルは度重なるエンジントラブルによりヨーロッパGPをリタイアし、チャンピオンシップでのタイトル獲得に暗雲がたちこめてきたが、それでもシーズン最終戦まで絶対にあきらめないと語った。残り6レースとなった今、チャンピオンシップリーダーとの差は25ポイントとなっている。
ドイツGP終了時点ではジェンソン・バトンに次いでランキング2位だったヴェッテルだが、現在は4位と2つ順位を落としている。今シーズンのルールでは各ドライバーに8機のエンジンが与えられているが、ヴェッテルはすでに6機のエンジンを使用しており、残り6レースを2機のエンジンで戦うことは難しい。よって、10グリッド降格覚悟で新たなエンジンを使用するしかない状況におかれている。
「もちろん嬉しくないことだよ」と、ヴェッテルは木曜日のプレスカンファレンスで語った。「先週2日間で2回のトラブルに見舞われたのは良くないことだし、残りのシーズンのプログラムに影響を与えたのも確かだ。僕たちが避けたいのはペナルティを受けることだから、今後の疑問は僕たちに何ができるかということなんだ。あらゆる選択肢や可能性を考慮するけれど、金曜日は走行を控え、プラクティスでも走行を控えるのはアドバンテージにならないのは確かだね」
厳しい状況におかれたヴェッテルだが、彼は最後までチャンピオンをあきらめないと決意している。「まだ可能だと思う。僕はあきらめないよ。全くね。確かに25ポイント差は楽じゃないけれど、あっという間に状況が変わるのをこれまでに見てきた。それに、ジェンソンがここ最近のレースでそれほど一貫性がないのも大きな助けだと思う。彼はそんなにたくさんのポイントを獲得していないし、何がいけないのか分からないけれど、結局僕たちの助けにはなるよ」
「僕たちもここ数レースでポイントを獲得できたはずにも関わらず、そうできなかったのは何の助けにもならないけれど、これから先はまだオープンなんだ。だから、プッシュして戦うつもりだよ。僕たちはまだ格好の位置につけているから、たくさんポイントをとらないといけないね」
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