Formula 1
23 11 2009

Formula 1 関連ニュース

パスカル・ヴァセロン Q&A

13 10 2009

トヨタのシニアゼネラルマネージャーのパスカル・ヴァセロンは、今週末のブラジルGPを前に高い期待を寄せている。ヤルノ・トゥルーリ、小林可夢偉と共に、チームはTF109から最大限の力を引き出したいと思っている。

インテルラゴスはTF109に適していますか?

「我々はブラジルでいつも速かったから、とてもコンペティティブなはずだ。空力の効率に関しては、インテルラゴスは風洞での走行テストで使用する基準設定に近いから、我々のクルマはこの種のトラックに非常に適している。ここ2戦表彰台に上がっブラジルGPを迎えるから、我々の期待は高く、私も我々は強いと確信している。昨年はヤルノがかなり多くの燃料を積んで予選2位で、間違いなく表彰台に上がれるペースがあった。レースペースも良かったが雨のために少し難しくなってしまった。結局、表彰台を逃した。ティモは雨が降る中ドライタイヤで、あの有名なラストラップをとてもうまく走った。全般的に見れば、ティモは順位を上げて6位でレースを終えたが、表彰台に上がれるスピードがあったからすこしがっかりした」

小林可夢偉を手助けするのに特別なステップを取るのですか?

「可夢偉がとても有能なドライバーだということは鈴鹿で既にわかったから、彼がこのチャレンジに対応できると確信している。もちろん、これが彼のグランプリデビューとなるのだから、今週末さらに支援をすることになるだろう。彼は我々と行った全てのテストを通じてF1マシンにとても慣れ親しんでいるし、テストでは速さと一貫性を見せてくれた。しかし、今週末はテストでは重視されない分野に特に注意を払うつもりだ。レース時のピットストップや、スタート、軽い燃料で戦う予選などだ。グランプリウィークエンドのあらゆる面に彼が慣れるように、プラクティスの時間を最大限活用するつもりだ」

今シーズンももうすぐ終わりですが、TF109をどう評価していますか?

「今シーズンは概ねどのトラックでもコンペティティブだった。モナコでパフォーマンスが一度だけ落ちたが、シンガポールで2位になったことから分かるように、問題を理解して低速時のパフォーマンスを取り戻した。しかし、一貫性がなかったから、シーズンの終盤は取るべきポイントを全て取れなかった。何度か予選が良くてもレースで問題を抱えたり、厳しい予選の後レースではとてもコンペティティブだったりした。それが最終の合計ポイントに影響している」

TF109の強みは何ですか?

「全般的に見てTF109は強みがたくさんあるが、それが今シーズン多様なサーキットでコンペティティブだった理由だ。特定の部位を挙げるなら、中距離のダウンフォースにおけるエアロダイナミクスの効率がとてもよかったことだ。スタビリティも良い。特にブレーキのスタビリティがね。そのおかげでドライバーもクルマに確信を持てるし、比較的ドライブしやすくなる」

TF109の弱みは何ですか?

「ウィンターテストの初めの頃、クルマが概ね良いことがわかったから修正する問題は特になかった。パフォーマンスを上げ、広範囲のエアロダイナミクスの効率を改善することが開発の中心だった。唯一解決を要した重大な問題はモナコで、低速でのグリップとダウンフォース不足が目立った。今は解決しているよ」

TF109の開発進度をどう評価していますか?

「我々は確かに努力を重ねてきたし、開発進度は重要だ。シーズン初め我々はとてもコンペティティブで、同じレベルでシーズンを終えようとしている。このことから我々が確かに開発をやめていなかったことが分かる。テスト禁止にも関わらず、シーズンを通してクルマのパフォーマンスを向上させてきた。みんなの努力の賜物だ。言うまでもなくシーズンの過程で相対的にコンペティティブになることもあった。主な理由はフィールドが非常にタイトだからだ。任意のトラックにうまく適応できるかどうかや、ほんのわずかなパフォーマンスの違いが順位にとても大きな変化をもたらした」

今シーズン、タイヤのパフォーマンスがどれだけ重要だったでしょうか?

「今シーズンのタイヤは昨年よりもさらに取り扱いが難しかった。一段とピーキーになってさらに使いにくかった。スリックタイヤの特性だね。スリックタイヤはグルーブドタイヤよりコンパウンドをうまく使うが、結果としてコンパウンドの作動領域がかかなり小さくなっている。このタイヤは路面温度とウォームアップに敏感だから、アウトラップと次のラップではグリップレベルが違ってドライバーが時々驚いていた。毎レース、正確な仕様特性とどんな問題が関係しているかを早めに把握するのに多大な労力をさいた」

可変フロントウィングによってパフォーマンスに違いは出ましたか?

「重さはあるが装備するに足る理由が二つある。一つは任意のラップでクルマのバランスを調整し、結果としてパフォーマンスを向上させるからだ。トラックの高速と低速セクターでバランスが違うとしたら、ラップごとにバランスを調整できる。これは予選やレース時に非常に役立つ。タイヤのデグラデーションを補うのに調節できるから、純粋なパフォーマンスを向上させるのにとても役立つのだ。その上セットアップの工程を早めてくれる。以前サスペンションの堅さや重量配分を変えていた時は、適切な空力バランスを予測しておかなければならなかったし、もし間違っていたら修正するためにピットインしなければならなかった。今はドライバーが自分でアウトラップ時に空力バランスを調節するから、セットアップの工程が本当に早くなったよ」


more news


トップページ



テストスケジュール

04 Dec. ヘレス
03 Dec. ヘレス
02 Dec. ヘレス
01 Dec. ヘレス
全スケジュール